スペック早見表

ワイヤーメッシュ(溶接金網)規格早見表|重さ・定尺・網目(JIS G 3551)

ワイヤーメッシュの定尺は1m×2mと2m×4mの2種類(JIS G 3551)。φ6×150×150なら1×2mで線28m・約6.2kg、2×4mで約24.4kg(計算値)です。線径と網目の組合せ、1枚あたりの本数とあわせて並べました。

🕸️ ワイヤーメッシュ 判断即答ボックス

φ6×150×150 1×2m約6.2kg線28m・計算値
φ6×150×150 2×4m約24.4kg線110m・計算値
定尺1×2mと2×4mそれ以外はデザイン品
網目寸法50〜300mmの7種50・75・100・150・200・250・300
網目の許容差±10mmか7.5%大きいほう。150目なら±11.25
φ6の線1m0.2220kgd²×0.7854×7850÷10⁶

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溶接金網(ワイヤーメッシュ)は、鉄線を格子に溶接した網で、JIS G 3551で種類・線径・網目寸法・定尺が決まっています。規格で決まった定尺(レギュラー溶接金網)は1m×2mと2m×4mの2種類、網目寸法は50〜300mmの7種類です。線径と網目の組合せ、1枚あたりの本数と重さの目安をまとめました。

表1: 1枚の重さの目安(丸鉄線・計算値)

線径×網目線1mの質量
kg/m
1×2m
1枚の総線長
1×2m
1枚の質量
1m²あたり2×4m
1枚の質量
φ3.2 × 100×1000.0631340 m約2.5kg約1.26kg約10.1kg
φ3.2 × 150×1500.0631328 m約1.8kg約0.88kg約6.9kg
φ4.0 × 100×1000.0986540 m約3.9kg約1.97kg約15.8kg
φ4.0 × 150×1500.0986528 m約2.8kg約1.38kg約10.9kg
φ5.0 × 100×1000.154140 m約6.2kg約3.08kg約24.7kg
φ5.0 × 150×1500.154128 m約4.3kg約2.16kg約17.0kg
φ5.0 × 200×2000.154120 m約3.1kg約1.54kg約12.3kg
φ6.0 × 100×1000.22240 m約8.9kg約4.44kg約35.5kg
φ6.0 × 150×1500.22228 m約6.2kg約3.11kg約24.4kg
φ6.0 × 200×2000.22220 m約4.4kg約2.22kg約17.8kg
φ8.0 × 100×1000.394640 m約15.8kg約7.89kg約63.1kg
φ8.0 × 150×1500.394628 m約11.0kg約5.52kg約43.4kg
φ8.0 × 200×2000.394620 m約7.9kg約3.95kg約31.6kg

計算値です(規格に1枚あたりの質量の表はありません)。線1mの質量はJIS G 3551 表8注(4)の式 d²×0.7854×7850÷10⁶(4けたに丸め)、線の本数は表14のレギュラー品の値です。溶接部・線径の許容差は考慮していません。φ6.0の0.2220kg/mは、規格の表8で異形鉄線CD6(公称6.0mm)に示された0.222kg/mと一致します。

表2: 定尺・網目ごとの線の本数 — JIS G 3551 表14

網目寸法1×2m: 1m線1×2m: 2m線2×4m: 2m線2×4m: 4m線
5040本20本80本40本
7527本14本54本27本
10020本10本40本20本
15014本7本27本14本
20010本5本20本10本
2508本4本16本8本
3007本4本14本7本

単位はmm。JIS G 3551:2005 表14(レギュラー品の網目寸法・線の長さ・本数)から転記。突出し長さ(端の線から網の端までの長さ)も同表で規定されています。

表3: 線径と網目寸法の組合せ(丸鉄線) — JIS G 3551 表10

線径5075100150200250300
2.60○○○————
3.20○○○○———
4.00○○○○———
5.00○○○○○——
5.50○○○○○——
6.00○○○○○○空欄
7.00—○○○○○空欄
8.00—○○○○○○
9.00——○○○○○
10.0——○○○○○
13.0——○○○○○
16.0——○○○○○
18.0——○○○○○

単位はmm。○=レギュラー溶接金網として規定されている組合せ。線径6.00・7.00の網目300の欄は、規格表で○も−も記載のない空欄です。表5の標準線径のうち4.50・12.0・14.0・15.0は表10に行がありません。

表4: 種類と強さ・許容差

記号鉄線降伏点引張強さ伸び溶接点せん断強さ
WFP丸鉄線(SWM-P)規定なし490N/mm²以上規定なし(絞り30%以上)250N/mm²以上
WFC丸鉄線(SWM-C)400N/mm²以上490N/mm²以上8.0%以上250N/mm²以上
WFR・WFI異形鉄線400N/mm²以上490N/mm²以上8.0%以上220N/mm²以上
項目許容差
網目寸法±10mm または 7.5% の大きいほう
幅±5.0mm または ±0.3% の大きいほう
長さ±10.0mm または ±0.3% の大きいほう
線径(丸鉄線)2.90以下 ±0.06 / 4.00以下 ±0.08 / 6.00以下 ±0.10 / 6.00超 ±0.13

JIS G 3551:2005 表1・表3・表6、本文8.3〜8.5。丸鉄線の適用線径は2.60〜18.0mm、異形鉄線は4〜16mm。呼び方は「種類の記号,線径,網目寸法(横×縦),幅×長さ」(例: WFP,6.00,100×100,1000×2000)。

間違えやすいポイント

  • 1枚の重さを規格値だと思う — 規格に1枚の質量の表はなく、上の表1は本数と線の単位質量からの計算値です。
  • φ6で網目300を探す — 丸鉄線6.00の網目300は規格表で空欄です。300目は8.00以上で規定されています。
  • WFPに降伏点を期待する — WFP(SWM-P)は降伏点・伸びを規定していません。必要ならWFCか異形のWFR・WFIです。
  • 1×2m・2×4m以外もレギュラー品だと思う — それ以外の寸法や網目はデザイン溶接金網(記号の末尾に-D)です。

よくある質問

Q1. ワイヤーメッシュの定尺サイズは?

A. 1m×2mと2m×4mの2種類です(JIS G 3551のレギュラー溶接金網)。

Q2. φ6×150×150のワイヤーメッシュ1枚の重さは?

A. 1×2mで約6.2kg、2×4mで約24.4kg(計算値)です。1×2mは1m線14本+2m線7本で総線長28m、φ6の線は0.2220kg/mです。

Q3. ワイヤーメッシュの網目寸法の種類は?

A. 50・75・100・150・200・250・300mmの7種類です。線径ごとに規定の組合せが違います(φ6.0は50〜250mm)。

Q4. 網目のずれはどこまで許される?

A. ±10mmまたは7.5%の大きいほうです。150目なら±11.25mmです。

Q5. WFPとWFCの違いは?

A. 材料がSWM-P(WFP)とSWM-C(WFC)で違います。WFPは降伏点を規定せず、WFCは降伏点400N/mm²以上・伸び8.0%以上を規定しています。

Q6. ワイヤーメッシュの線径の許容差は?

A. φ6.00以下で±0.10mm、6.00超で±0.13mm、4.00以下で±0.08mm、2.90以下で±0.06mmです。

関連する早見表

出典・参考

  • JIS G 3551:2005「溶接金網及び鉄筋格子」 — 3.(用語: レギュラー溶接金網=幅1m×長さ2m及び幅2m×長さ4m)、表1(種類・記号・適用線径)、表3(機械的性質)、表5(標準線径)、表6(線径の許容差)、表8注(4)(単位質量の算式)、表9・表10(網目寸法)、表14(網目寸法・突出し長さ・線の長さ・本数)、8.3〜8.5(寸法許容差)、14.(製品の呼び方)

※ 1枚あたりの質量は規格値ではなく計算値です。実際の数量・重量の拾いは、メーカーの製品表で確認してください。

最終更新: 2026-09-24