スペック早見表

溶接エルボ・チーズ寸法早見表|中心から端面までの距離(JIS B 2311/B 2312)

90°ロングエルボの中心から端面までは50A=76.2mm、100A=152.4mm、150A=228.6mm(呼び径の1.5倍インチ)。ショートは50.8・101.6・152.4mmです。JIS B 2311・B 2312のエルボ・チーズ・レジューサ・キャップを並べました。

🔧 溶接継手 判断即答ボックス

50Aの90°ロング76.2mmショートは50.8mm
100Aの90°ロング152.4mmショートは101.6mm
ロング/ショート呼び径の1.5倍/1倍インチ換算。25A以上
15A・20Aのロング38.1mm25Aと同じ(例外)
50Aの同径チーズ63.5mm100Aは104.8mm
レジューサの長さ大径側で決まる100A×40〜90Aは101.6

このページについて

突合せ溶接式管継手(溶接エルボ・溶接チーズ・レジューサ・キャップ)の寸法は、一般配管用がJIS B 2311、圧力・高温・ステンレスなどの配管用がJIS B 2312で決まっています。配管の割付けで必要になる「中心から端面までの距離」を呼び径ごとに並べました。エルボ・チーズ・キャップの寸法は、両規格が共通して規定している呼び径では同じ値です。

表1: エルボ・同径チーズの中心から端面までの距離

よく使う:
呼び径外径90°エルボ
ロング F
90°エルボ
ショート F
45°エルボ
ロング H
45°エルボ
ショート H
同径チーズ
C=M
15A
1/2B
21.738.1—15.8—25.4
20A
3/4B
27.238.1—15.8—28.6
25A
1B
34.038.125.415.8—38.1
32A
1 1/4B
42.747.631.819.7—47.6
40A
1 1/2B
48.657.238.123.715.857.2
50A
2B
60.576.250.831.621.063.5
65A
2 1/2B
76.395.363.539.526.376.2
80A
3B
89.1114.376.247.331.685.7
90A
3 1/2B
101.6133.488.955.336.895.3
100A
4B
114.3152.4101.663.142.1104.8
125A
5B
139.8190.5127.078.952.6123.8
150A
6B
165.2228.6152.494.763.1142.9
200A
8B
216.3304.8203.2126.384.2177.8
250A
10B
267.4381.0254.0157.8105.2215.9
300A
12B
318.5457.2304.8189.4126.2254.0
350A
14B
355.6533.4355.6220.9147.3279.4
400A
16B
406.4609.6406.4252.5168.3304.8
450A
18B
457.2685.8457.2284.1189.4342.9
500A
20B
508.0762.0508.0315.6210.4381.0
600A
24B
609.6914.4609.6378.7252.5431.8

単位はmm。JIS B 2312:2015 表10(エルボ)・表13(同径T)、JIS B 2311:2015 表7・表10。550A・650A以上は省略しました(B 2311はエルボ・チーズを1200Aまで規定)。「—」は規定なし。チーズのMは、350A以上では受渡当事者間の協定で表より小さくしてもよいとされています。

表2: レジューサの長さ(端面から端面まで) — JIS B 2312

大径側組み合わせる小径側長さ H
20A15A38.1
25A15A・20A50.8
32A15A〜25A50.8
40A15A〜32A63.5
50A20A〜40A76.2
65A25A〜50A88.9
80A32A〜65A88.9
90A32A〜80A101.6
100A40A〜90A101.6
125A50A〜100A127.0
150A65A〜125A139.7
200A90A〜150A152.4
250A100A〜200A177.8
300A125A〜250A203.2
350A150A〜300A330.2
400A200A〜350A355.6
450A250A〜400A381.0
500A300A〜450A508.0

単位はmm。JIS B 2312:2015 表12(同心・偏心共通)を大径側でまとめたもの。長さは大径側だけで決まり、小径側が変わっても同じです。一般配管用のJIS B 2311のレジューサは1形・2形に分かれており、本表の値と同じかは確認していないため載せていません。

表3: キャップの背から端面までの距離 — JIS B 2312

呼び径E
厚さが限界厚さ以下
E1
限界厚さを超える
限界厚さ
15A25.4——
20A25.4——
25A38.1——
32A38.1——
40A38.1——
50A38.144.55.5
65A38.150.87.0
80A50.863.57.6
90A63.576.28.1
100A63.576.28.6
125A76.288.99.5
150A88.9101.611.0
200A101.6127.012.7
250A127.0152.412.7
300A152.4177.812.7
350A165.1190.512.7
400A177.8203.212.7
450A203.2228.612.7
500A228.6254.012.7
600A266.7304.812.7

単位はmm。JIS B 2312:2015 表11。JIS B 2311(表8、500Aまで)はEのみで、値はB 2312のEと同じです。

覚え方: ロングは呼び径の1.5倍、ショートは1倍(インチ)

90°エルボの寸法は、ロングが呼び径(インチ)の1.5倍、ショートが1倍をmmに直した値です。50A(2B)なら1.5×2×25.4=76.2mmと50.8mm、100A(4B)なら152.4mmと101.6mm。表の25A以上の値はすべてこの計算と一致します。例外は15A・20Aのロングで、25Aと同じ38.1mmです。ショートエルボは25A以上(45°ショートは40A以上)しか規定がありません。

180°エルボ(Uベンド)の中心間距離は、90°エルボのFのちょうど2倍です(100Aロングで304.8mm)。

間違えやすいポイント

  • 15A・20Aのロングエルボを1.5倍で計算する — どちらも38.1mm(25Aと同じ)です。
  • 15A・20Aのショートエルボを探す — 90°ショートは25Aから、45°ショートは40Aからの規定です。
  • レジューサの長さを小径側で引く — 長さは大径側で決まります(100A×50Aも100A×80Aも101.6mm)。
  • B 2311とB 2312を混同する — B 2311はSGP・STPY400に接続する一般配管用、B 2312はSch管(STPG・SUSなど)に接続する配管用です。寸法が同じでも、材料・厚さの体系が違います。
  • キャップの長さを1種類だと思う — B 2312では厚さが限界厚さを超えるとE1(長いほう)になります。

よくある質問

Q1. 100Aの90°ロングエルボの中心から端面までの距離は?

A. 152.4mmです(ショートは101.6mm)。JIS B 2311・B 2312共通です。

Q2. ロングエルボとショートエルボの違いは?

A. 中心から端面までの距離が違い、ロング=呼び径の1.5倍、ショート=1倍(インチ換算)です。50Aで76.2mmと50.8mmです。

Q3. 45°エルボの中心から端面までの距離は?

A. 50Aでロング31.6・ショート21.0mm、100Aでロング63.1・ショート42.1mmです。

Q4. 50Aの同径チーズの寸法は?

A. 主管・枝管とも63.5mmです。80Aは85.7、100Aは104.8mmです。

Q5. 100A×50Aのレジューサの長さは?

A. 101.6mmです(JIS B 2312)。大径側が100Aなら小径側が40〜90Aのどれでも同じです。

Q6. JIS B 2311とB 2312の違いは?

A. B 2311=一般配管用(SGP・STPY400に接続)、B 2312=配管用(Sch管に接続)です。エルボ・チーズ・キャップの寸法は共通の範囲で同じです。

関連する早見表

出典・参考

  • JIS B 2312:2015「配管用鋼製突合せ溶接式管継手」 — 表1(形状記号)、表10(45°・90°・180°エルボ)、表11(キャップ。注b)限界厚さによるE・E1)、表12(レジューサ)、表13(同径T。注a)350A以上のM)
  • JIS B 2311:2015「一般配管用鋼製突合せ溶接式管継手」 — 表7(エルボ。1200Aまで)、表8(キャップ)、表10(同径T)

※ 本ページは規格の寸法を引くための早見表です。実際の配管設計・製作では、継手メーカーの製品仕様と設計図書を確認してください。

最終更新: 2026-09-24