名刺・カードサイズ早見表|名刺91×55・クレカ85.60×53.98・はがき100×148
名刺・カード類の正確な寸法が実寸ミリでそのまま引けます。名刺=91×55mm、クレジットカード類=85.60×53.98mm(ISO/IEC 7810 ID-1)、はがき=100×148mm。印刷入稿の塗り足し3mm・350dpiのピクセル換算まで。デザイン発注・印刷手配の確認用に。
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このページについて
「カードっぽい長方形」には実は3つの別系統が同居しています。①印刷慣行で決まった名刺(91×55)、②国際規格ISO/IEC 7810で決まったICカード類(85.60×53.98)、③郵便制度で決まったはがき(100×148)。似ているのに微妙に違うのは出自が違うからで、本ページはこの3系統をまとめて引ける対照表です。印刷発注時のデータ作成(塗り足し・解像度)の基本も収録しています。
表1: 名刺のサイズ
| 種類 | 寸法 | 備考 |
|---|---|---|
| 名刺・日本標準(4号) | 91 × 55mm | ビジネス名刺のデファクト標準 |
| 名刺・欧米サイズ | 89 × 51mm | 外資系・海外向けビジネスカード |
| 名刺・小型(3号) | 85 × 49mm | 小ぶりなサブ名刺・ショップカード |
| 二つ折り名刺 | 91 × 110mm(展開) | 折って91×55mm |
| クレジットカード・キャッシュカード | 85.60 × 53.98mm・厚さ0.76mm | ISO/IEC 7810 ID-1 |
| 運転免許証・マイナンバーカード | 85.60 × 53.98mm | ID-1(クレカと同寸) |
| 診察券・ポイントカード | 85.60 × 53.98mm(ほぼ) | ID-1準拠が主流 |
| 郵便はがき | 100 × 148mm | 往復はがきは展開200×148mm |
| A6判 | 105 × 148mm | はがきより幅5mm大きい別規格 |
| ID-2(旧型身分証) | 105 × 74mm | A7と同寸 |
| ID-3(パスポート) | 125 × 88mm | 旅券・査証のページ寸法 |
| ID-000(SIMカード) | 25 × 15mm | miniSIMの外形 |
※ ID-1/ID-2/ID-3/ID-000はISO/IEC 7810の区分。名刺の「号数」は印刷業界の慣用呼称です。
表2: 印刷入稿の基本(名刺の場合)
| 項目 | 値 | 意味 |
|---|---|---|
| 仕上がりサイズ | 91 × 55mm | 断裁後の寸法 |
| 塗り足し | 天地左右 +3mm(データは97×61mm) | 断裁ずれで白地が出るのを防ぐ |
| 文字の安全マージン | 仕上がり線から3mm以上内側 | 文字・ロゴの切れ防止 |
| 解像度 | 350dpi(商業印刷の標準) | 91×55mm ≒ 1254×758px |
| 塗り足し込みのピクセル | 97×61mm ≒ 1337×840px | 350dpi・1mm≒13.78px |
※ px換算は mm ÷ 25.4 × 350 で計算(検算: 91÷25.4×350=1253.9)。印刷会社ごとのテンプレートがある場合はそちらが正です。
よくある間違い
- 名刺サイズでショップカードを作り「財布に入らない」 — 名刺(91×55)はクレカ(85.60×53.98)より大きく、カードポケットに収まりにくい。財布に入れてほしいカードはID-1寸法で。
- はがき=A6と思い込む — はがきは100×148、A6は105×148。5mm違うのでA6用紙で私製はがきを作ると規格外になります。
- Web用の72dpi画像をそのまま入稿 — 印刷は350dpiが標準。低解像度データは粗く刷り上がります。
- 塗り足しなしのデータで入稿 — 断裁ずれで縁に白地が出ます。背景は仕上がり線の3mm外まで。
- 欧米サイズ(89×51)と日本サイズ(91×55)の混在 — 名刺管理ファイルやスキャナの規格ずれの原因。発注時にどちらか明示を。
カード寸法のしくみ
クレジットカードの85.60×53.98mmという中途半端な数字は、インチ由来(3.370×2.125インチ)の寸法をmmに換算したものです。1980年代にISO/IEC 7810のID-1として国際標準化され、以後、ATM・カードリーダー・財布・カードケースという世界中のインフラがこの寸法を前提に作られたため、免許証もマイナンバーカードも診察券もこのサイズに収斂しました。縦横比が黄金比(1:1.618)に近いことでも知られます。
一方、名刺の91×55mmは尺貫法の流れをくむ日本の印刷慣行で、国際規格ではありません。はがきの100×148mmは郵便制度の規格。つまり財布(ID-1)・商習慣(名刺)・郵便(はがき)という3つの世界がそれぞれ寸法を決めた結果が現在のカード類の棲み分けです。用紙全般は用紙サイズ、写真の規格は証明写真サイズ、データ解像度はDPI早見表とあわせてどうぞ。
よくある質問
Q1. 名刺の標準サイズは?
A. 日本標準は91×55mm(4号)。欧米は89×51mm、小型の3号は85×49mmです。
Q2. クレジットカードのサイズは?
A. 85.60×53.98mm・厚さ0.76mm(ISO/IEC 7810 ID-1)。免許証・マイナンバーカード・診察券もほぼこの寸法です。
Q3. 名刺とクレジットカードはどちらが大きい?
A. 名刺のほうが縦横とも一回り大きいです(91×55 vs 85.60×53.98)。財布に入れてほしいカードはID-1寸法で作るのがコツ。
Q4. はがきのサイズは?
A. 100×148mm。往復はがきは展開200×148mm。A6(105×148)とは幅5mm違う別物です。
Q5. 名刺を印刷用データで作るときのピクセル数は?
A. 350dpiで約1254×758px(1mm≒13.78px)。塗り足し込み97×61mmなら約1337×840pxです。
Q6. 塗り足しとは? なぜ3mm必要?
A. 断裁ずれ対策に背景を仕上がり線の3mm外まで延長する印刷の標準ルールです。文字は逆に3mm以上内側へ。
関連する早見表
出典・参考
- ISO/IEC 7810(識別カードの物理的特性) — ID-1(85.60×53.98mm)・ID-2・ID-3・ID-000の寸法区分
- 日本郵便の郵便はがき規格 — 100×148mm・往復はがき
- 印刷各社の入稿基準・名刺サイズ資料 — 号数呼称・塗り足し3mm・350dpiの商業印刷慣行
※ 印刷入稿の細部(塗り足し幅・カラーモード・テンプレート)は印刷会社ごとに指定があります。発注先の入稿ガイドを優先してください。
最終更新: 2026-08-20