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電気図記号 早見表|シーケンス制御の文字記号と図記号の意味

制御盤・シーケンス図(展開接続図)で使われる文字記号 約36種(MCCB・ELB・MC・MS・THR・TLR・PB・PL・COS・LS・SOL等)と、a接点・b接点・コイル・押しボタン・表示灯などの主要図記号の形と意味を一覧化。シーケンス図の読み方の基礎とa接点・b接点の考え方も解説します。JIS C 0617(電気用図記号)/JEM 1115(配電盤・制御盤の文字記号)系の広く使われる慣用記号に基づくリファレンスです。

⚡ 電気図記号 即答ボックス(よく出る12個)

MCCB配線用遮断器過負荷・短絡から回路を保護
ELB漏電遮断器漏電を検出して遮断(ELCBとも)
MC電磁接触器コイル励磁で主回路を開閉
MS電磁開閉器MC+THRのセット
THR熱動継電器(サーマルリレー)モーターの過負荷保護
TLR限時継電器(タイマ)設定時間後に接点動作
PB押しボタンスイッチ押している間だけ動作が基本
PL表示灯(パイロットランプ)回路の状態表示(SLとも)
COS切替スイッチ手動/自動などの回路切替
LSリミットスイッチ機械的な位置の検出
SOL電磁弁(ソレノイド)電気信号で流体の弁を開閉
a接点/b接点通常時開 / 通常時閉復帰状態での開閉で区別

このページについて

シーケンス図(展開接続図)は「図記号(接点・コイル・ランプなどの形)」と「文字記号(MCCB・MC・THRなどのアルファベット)」の組み合わせで描かれます。図記号の描き方はJIS C 0617(電気用図記号、IEC 60617対応)、配電盤・制御盤の文字記号はJEM 1115(日本電機工業会規格)が代表的な拠り所で、実務ではこれらに基づく慣用記号が広く使われています。

本ページは「この記号は何の機器?」「a接点とb接点はどちらが閉じている?」「MCとMSは何が違う?」といった、制御盤の図面読解で頻発する疑問に即答できるよう、文字記号約36種の一覧表・主要図記号のテキスト形状説明・シーケンス図の読み方の基礎をまとめています。メーカーや年代により表記は揺れる(例: ELB/ELCB、PB/BS/PBS、TLR/TR)ため、実際の図面では凡例(記号表)が最優先です。

表1: 文字記号一覧(制御盤・シーケンス図の慣用 約36種)

JEM 1115系の慣用記号を中心に、現場で広く使われる表記をまとめています。括弧内は併用される別表記です。

よく使う:
文字記号名称(英語)分類役割・意味
MCCB配線用遮断器 (Molded Case Circuit Breaker)遮断・保護過負荷・短絡の過電流を検出して回路を遮断。盤の主幹・分岐回路の保護
NFBノーヒューズブレーカ(慣用呼称)遮断・保護MCCBと同じもの(配線用遮断器)。古い図面・現場で今も使われる呼び方
ELB (ELCB)漏電遮断器 (Earth Leakage Circuit Breaker)遮断・保護漏電を零相電流で検出して遮断。多くは過電流保護も兼用(漏電専用形もある)
CPサーキットプロテクタ (Circuit Protector)遮断・保護制御回路・小容量機器の保護用の小形遮断器
CB遮断器 (Circuit Breaker)遮断・保護負荷電流・事故電流を遮断できる開閉器の総称。高圧回路で多用
VCB真空遮断器 (Vacuum Circuit Breaker)遮断・保護真空中で消弧する遮断器。高圧受電設備の主遮断器の代表
DS断路器 (Disconnecting Switch)遮断・保護無負荷状態で回路を切り離す。点検時の安全確保用(負荷電流は切れない)
Fヒューズ (Fuse)遮断・保護過電流で溶断して回路を保護。制御回路の保護にも多用
TC引外しコイル (Trip Coil)遮断・保護遮断器を外部信号で開放(トリップ)させるコイル
CT変流器 (Current Transformer)計測・検出主回路の大電流を計器・継電器用の小電流に変換
ZCT零相変流器 (Zero-phase-sequence Current Transformer)計測・検出漏電電流(零相電流)を検出。漏電継電器・漏電遮断器と組み合わせる
T (Tr)変圧器 (Transformer)電源電圧の変換。制御回路用は制御変圧器(操作用トランス)
MC電磁接触器 (Magnetic Contactor)開閉・継電器コイル励磁で主回路の接点を開閉。モーター等の負荷の入切の主役
MS電磁開閉器 (Magnetic Switch)開閉・継電器MC+THRの組合せ。負荷の開閉とモーターの過負荷保護を兼ねる
THR熱動継電器/サーマルリレー (Thermal Relay)開閉・継電器過負荷電流を熱(バイメタル)で検出し、b接点で操作回路を切る。OL(オーバーロードリレー)とも表記される
TLR (TR)限時継電器/タイマ (Time-lag Relay)開閉・継電器入力から設定時間の経過後に接点を動作させる(オンディレー等)
R (RY・X)補助継電器/リレー (Relay)開閉・継電器制御信号の中継・増幅・分岐。接点数を増やしたいときにも使う
PB (BS・PBS)押しボタンスイッチ (Push Button Switch)操作・検出手動操作の起点。押している間だけ動作(モーメンタリ)が基本形。BS(ボタンスイッチ)表記も多い
COS (CS)切替スイッチ (Change-over Switch)操作・検出手動/自動、現場/遠方などの回路切替。操作位置を保持する
LSリミットスイッチ (Limit Switch)操作・検出機械の位置・動作端をローラーやレバーで検出
PS圧力スイッチ (Pressure Switch)操作・検出設定圧力に達すると接点が開閉。ポンプ・コンプレッサ制御に多用
FLS液面スイッチ/フロートレススイッチ (Float(less) Switch)操作・検出水槽などの液面レベルを検出。給排水ポンプの自動運転に多用
THS (TS)温度スイッチ/サーモスタット (Thermostat)操作・検出設定温度で接点が開閉。ヒータ制御・過熱保護に使用
PL (SL)表示灯/パイロットランプ (Pilot Lamp / Signal Lamp)表示・警報回路や機器の状態表示。色別にRL・GL等と書き分けることが多い
RL赤色表示灯 (Red Lamp)表示・警報受配電・制御盤の慣行では運転中・投入(通電)表示に使われることが多い
GL緑色表示灯 (Green Lamp)表示・警報受配電・制御盤の慣行では停止中・開放表示に使われることが多い
BZブザー (Buzzer)表示・警報異常などを音で知らせる警報器
BLベル (Bell)表示・警報音響警報。ブザーと使い分けて警報の種類を区別することもある
M (IM)電動機 (Motor / Induction Motor)負荷モーター。三相誘導電動機が代表。図記号は円の中にM
SOL (SV)電磁弁/ソレノイドバルブ (Solenoid Valve)負荷電気信号で流体(水・空気・油)の弁を開閉するアクチュエータ
Hヒータ (Heater)負荷電熱器・加熱器。温度スイッチと組み合わせて制御
AM (A)電流計 (Ammeter)計測・検出回路電流の指示計器。CTと組み合わせて主回路を計測
VM (V)電圧計 (Voltmeter)計測・検出回路電圧の指示計器
INVインバータ (Inverter)負荷・制御機器周波数を変えてモーターの回転数を制御する装置(慣用表記)
TB端子台 (Terminal Block)その他盤内外の配線を中継する接続部。端子番号で結線を管理
E接地/アース (Earth)その他接地線・接地端子。感電防止・機器保護のための大地への接続

※ 文字記号はメーカー・年代・業種で表記が揺れます。同じ「TR」でも変圧器とタイマの両方に使われる例があるため、必ず図面の凡例・機器リストで確認してください。

表2: 主要図記号の形と意味(JIS C 0617系)

図記号の形をテキストで説明しています。一部はUnicode文字(⊗・▭・⏚)で形のイメージを示します(環境により表示されない場合があります)。

名称図記号の形(テキスト説明)読み方・意味
a接点
メーク接点(NO)
回路線に対して、可動接点の斜め線が固定接点から離れて描かれる(斜め線の先が線に触れていない形)復帰状態で「開」。コイル励磁・ボタン押下などの動作で閉じる
b接点
ブレーク接点(NC)
可動接点の斜め線の先が、固定接点側の短い横棒に接触した形(斜め線が接点を突き抜けたように見える)復帰状態で「閉」。動作すると開く。停止・保護用に使う
c接点
切替接点
1本の可動接点線が2つの固定接点の間に描かれ、片方に接している形動作でa側とb側が切り替わる。1つの接点で2役
コイル
操作コイル・電磁石
長方形の枠 ▭。脇にMC・R・TLR等の文字記号を添える(1999年廃止の旧JISでは円形)励磁されると、同じ文字記号を持つ接点が図中の別の場所で動作する
押しボタンスイッチ
モーメンタリ
接点記号に、ボタンを表す操作部の記号を破線(機械的連結)でつないだ形押している間だけ動作し、離すとバネで復帰。始動用はa接点、停止用はb接点で使うのが基本
切替スイッチc接点と同様の切替形の接点に、手動操作(ハンドル等)の記号を付けた形手動/自動などの選択用。操作した位置を保持する
限時動作接点
タイマ接点
接点記号に半円(傘のような形)を付けた形半円の向きで「限時動作瞬時復帰(オンディレー)」と「瞬時動作限時復帰(オフディレー)」を区別する
表示灯(ランプ)円の中に斜め十字 ⊗回路の状態表示。RL(赤)・GL(緑)等の文字記号で色・用途を示す
ヒューズ縦長の長方形を導線が貫通する形過電流で溶断して回路を保護
電動機円の中に「M」(三相誘導電動機は相数・波記号を添える)モーター本体。主回路の末端に描かれる
接地(アース)(縦線の下に、長さが順に短くなる3本の横線)大地への接続。感電防止・機器保護・ノイズ対策

シーケンス図の読み方 基礎

シーケンス図(展開接続図)は、機器の実際の配置とは無関係に、動作の順序が追いやすいように回路を展開して描いた図です。次の4つの約束を押さえれば読み始められます。

  1. 母線を見つける: 制御電源の2本の母線の間に回路を描きます。縦書きの図では母線が上下の横線(回路は縦線)、横書きの図では母線が左右の縦線(回路は横線)です。
  2. 動作の順に読む: 縦書きは左から右へ、横書きは上から下へ、回路(ライン)単位で動作の流れを追います。始動ボタンなど操作の起点から読み始めるのがコツです。
  3. 接点はすべて復帰状態で描かれている: 電源が入っておらず、ボタンも押されていない「初期状態」の形で描くのがルールです。図の接点が開いているか閉じているかは、この復帰状態を表します。
  4. 文字記号でコイルと接点を対応付ける: MCのコイルが励磁されると、図中の別の場所にある「MC」と書かれた接点が動作します。コイルと接点は離れた場所に描かれるため、文字記号が唯一のひも付けです。

この4点を使うと、「PB(始動)を押す → MCコイル励磁 → MC主接点が閉じてモーター運転 → MC補助a接点で自己保持」という動作の連鎖を、図の上で順にたどれるようになります。

a接点・b接点の考え方(最重要)

シーケンス図読解の土台は接点の区別です。判断基準はただ一つ、「復帰状態(コイル無励磁・操作なし・外力なし)で開いているか、閉じているか」です。

  • a接点(メーク接点・NO): 復帰状態で。動作すると閉じて回路をつなぐ。始動ボタン、運転中を伝える補助接点などに使う。
  • b接点(ブレーク接点・NC): 復帰状態で。動作すると開いて回路を切る。停止ボタン、THRの保護接点(トリップで開く)などに使う。
  • c接点(切替接点): a接点とb接点を1つにまとめた切替形。共通端子(COM)がaとbの間で切り替わる。

なぜ停止・保護はb接点なのか: b接点は通電経路の一部として常時閉じているため、配線の断線や接点不良が起きると回路が切れて負荷が停止する(安全側に倒れる)からです。もし停止をa接点で作ると、断線時に「停止操作が効かない」という危険な故障モードになります。

代表例(自己保持回路): 始動PB(a接点)と並列にMC補助a接点を入れ、直列に停止PB(b接点)とTHRのb接点を入れます。始動PBを押すとMCが励磁し、自分の補助接点で通電経路を保持。停止PBを押すか、過負荷でTHRが動作すると励磁が切れて停止します。ほとんどのモーター制御回路はこの形の応用です。

使い方・選び方のポイント

使用場面

制御盤・分電盤の図面読解、シーケンス図の作図・改造検討、盤内機器の交換・増設時の型式調査、電気工事・保全の引き継ぎ資料の解読、技能検定や電気系資格の学習に使えます。

読み解く手順

①図面の凡例(記号表)を最初に確認 ②母線と主回路(太い線)・操作回路(細い線)を区別 ③文字記号を本ページの表1で機器名に変換 ④接点の形(a/b)を表2で確認 ⑤コイルと同名の接点をひも付けて動作順に追う、の順が確実です。

作図時のコツ

①文字記号は盤内で一貫させ、凡例を必ず付ける ②停止・保護はb接点で構成する ③接点は復帰状態で描く ④同名機器が複数ある場合はMC1・MC2のように番号で区別する、が基本です。

よくある間違い

  • MCとMSの混同: MC(電磁接触器)は開閉器単体、MS(電磁開閉器)はMC+THR(過負荷保護付き)。図面でMSとあれば2つの機器のセットです。
  • THRとELBの役割混同: THRは「過負荷からモーターを守る」、ELBは「漏電から人と建物を守る」。検出原理も目的も別物で、相互の代用はできません。
  • NFBを別機器と思い込む: NFBはMCCB(配線用遮断器)の慣用呼称。同じものです。
  • 接点の状態を「通電後」と誤読: 図の接点はすべて復帰状態(電源オフ・操作なし)で描かれています。「閉じて描いてある=運転中に閉じている」ではありません。
  • 表示灯の色の思い込み: 受配電・制御盤の慣行では赤=運転中(通電)・緑=停止中が多く、信号機の感覚と逆です。ただし機械安全の体系(JIS B 9960-1)では赤は非常・異常を示すなど分野で異なるため、盤の凡例で確認します。
  • 文字記号の思い込み: TRが変圧器を指す図面とタイマを指す図面があるなど、表記の揺れは珍しくありません。凡例のない図面ほど前後の回路から機器を推定する慎重さが必要です。

シーケンス制御と記号規格の背景

シーケンス制御とは「あらかじめ定められた順序に従って制御の各段階を逐次進めていく制御」で、ポンプの自動運転・コンベアの起動停止・エレベーター・信号機など、身の回りの設備の大半に使われています。リレー(継電器)を配線でつないで組むリレーシーケンスが原点で、現在はPLC(プログラマブルコントローラ)への置き換えが進みましたが、盤の主回路・安全回路は今もリレーシーケンスの図面で表現されるため、図記号と文字記号の読解力は現場で必須のままです。

図記号は、1999年に廃止された旧JIS C 0301(シンボルが日本独自)から、IEC 60617と整合した現行のJIS C 0617へ移行しました。コイルが円から長方形になるなど形が変わったため、更新前の設備では旧記号・新記号が混在した図面が普通に残っています。一方、文字記号はJEM 1115(日本電機工業会規格)に基づく表記が配電盤・制御盤業界の事実上の共通語として定着しており、「図記号はJIS、文字記号はJEM」という組み合わせが日本のシーケンス図の標準的なスタイルです。

記号を暗記するよりも、「遮断・保護(MCCB・ELB・F)」「開閉・継電(MC・THR・TLR・R)」「操作・検出(PB・COS・LS・PS)」「表示・警報(PL・BZ)」「負荷(M・SOL・H)」という役割のグループで捉えると、初見の図面でも回路の意図を推定しやすくなります。本ページの表1もこの分類で並べています。

よくある質問

Q1. MCとMSの違いは?

A. MC(電磁接触器)はコイルへの通電で主回路の接点を開閉する機器単体を指します。MS(電磁開閉器)はMCに熱動継電器(THR)を組み合わせたもので、開閉機能に加えてモーターの過負荷保護までを担います。図面でMSとあれば「MC+THRのセット」と読み替えられます。

Q2. THR(サーマルリレー)とELB(漏電遮断器)の役割の違いは?

A. THRは過負荷(モーターに定格以上の電流が流れ続ける状態)を熱で検出し、MCの操作回路を切ってモーターを停止させる機器で、目的はモーターの焼損防止です。ELBは漏電(電気が回路の外へ漏れる状態)を零相電流で検出して回路そのものを遮断する機器で、感電・火災の防止が目的です。多くのELBは過電流保護(MCCB機能)も兼ねますが、漏電専用形もあります。役割が全く異なるため、どちらか一方で代用はできません。

Q3. a接点・b接点とは何ですか?

A. a接点は「復帰状態(コイル無励磁・ボタンを押していない状態)で開いていて、動作すると閉じる接点」(メーク接点、NO)、b接点は「復帰状態で閉じていて、動作すると開く接点」(ブレーク接点、NC)です。シーケンス図の接点はすべて復帰状態で描くのがルールなので、図面の形を見ればどちらか判別できます。

Q4. NFBとMCCBは同じものですか?

A. 実質的に同じもの(配線用遮断器)を指します。NFB(ノーヒューズブレーカ)はヒューズを使わない遮断器という意味の慣用呼称で、JIS・JEMでの名称は配線用遮断器、文字記号はMCCBです。古い図面や現場ではNFB表記が今も残っています。

Q5. シーケンス図はどこからどの順に読めばよいですか?

A. まず制御電源の母線(縦書きなら上下の横線、横書きなら左右の縦線)を確認し、動作の起点になる操作スイッチ(押しボタン等)から、縦書きは左から右へ、横書きは上から下へ回路単位で追います。コイル(MC・R等)が励磁されたら、同じ文字記号の接点が図中の別の場所で動作する、という対応関係をたどるのが基本です。

Q6. JIS C 0617とJEM 1115は何が違うのですか?

A. JIS C 0617は接点・コイル・ランプ等の「図記号」(描き方)を定める国家規格で、IEC 60617に対応しています。JEM 1115は日本電機工業会の規格で、配電盤・制御盤で使う「文字記号」(MCCB・MC・THR等)を定めています。シーケンス図は両者を組み合わせて描かれるのが一般的です。

Q7. 自己保持回路とは何ですか?

A. 押しボタンを離してもコイルの励磁が保持される回路です。始動ボタン(a接点)と並列にMC自身の補助a接点を入れ、コイルが励磁されると自分の接点で通電経路を維持します。停止は直列に入れた停止ボタン(b接点)やTHRのb接点で励磁を切ります。モーターの運転回路の最も基本的な形です。

Q8. 旧JIS記号(丸いコイルなど)の図面はどう読めばよいですか?

A. 1999年に廃止された旧規格(JIS C 0301)ではコイルを円で描くなど、現行のJIS C 0617と図記号の形が異なります。古い設備では旧記号の図面が現役で残っていますが、「接点は復帰状態で描く」「文字記号でコイルと接点を対応付ける」というシーケンス図の原則は同じです。迷ったら図面の凡例や機器リストで確認します。

関連する早見表

出典・参考

  • JIS C 0617(シリーズ)「電気用図記号」 — 接点・コイル・ランプ等の図記号(IEC 60617対応)
  • JEM 1115「配電盤・制御盤・制御装置の用語及び文字記号」(日本電機工業会規格) — 文字記号の拠り所
  • JIS B 9960-1「機械類の安全性−機械の電気装置」 — 表示灯の色など機械安全側の体系(参考)

※ 本ページの文字記号は上記規格に基づき広く公開・使用されている慣用記号をまとめたものです。メーカー・年代により表記が異なる場合があるため、実際の図面では凡例(記号表)・機器リストを最優先で確認してください。

最終更新: 2026-07-08