スペック早見表

シャックル使用荷重早見表|SB形・SC形の呼びと使用荷重(JIS B 2801)

シャックルは呼び(mm)がそのままピン径で、使用荷重は形状・等級で変わります。JIS B 2801のSC形なら10mm=0.60t、12mm=0.90t、16mm=1.50t。形状の違いと、事故に直結する使い方の禁止事項をまとめました。

⛓️ シャックル 判断ボックス

SC形 呼び10mm使用荷重0.60t呼び=ピン径(mm)
SC形 呼び12mm0.90t
SC形 呼び16mm1.50t
SB形とSC形ストレートと弓型同じ呼びでも荷重が違う
斜め引き・横引き不可ピンの曲げ・脱落の原因
玉掛け作業資格が必要1t以上=技能講習

このページについて

シャックルはワイヤロープやスリングの連結に使う基本の金具ですが、形状(SB形/SC形)と等級で使用荷重が変わるため、呼び寸法だけで選ぶと危険です。本ページはJIS B 2801の代表値を確認するための早見表です。実際の吊り作業の可否・吊り具の選定は玉掛け有資格者と社内基準によってください。現物の刻印(呼び・等級・メーカー)が最終的な正です。

表1: SC形の使用荷重(JIS B 2801の代表値)

よく使う:
呼び(=ピン径)使用荷重参考
SC-100.60t小径ワイヤの連結
SC-120.90t汎用サイズ
SC-161.50t中荷重

※ JIS B 2801のSC形の例。SB形や等級(M・S・T・V)が異なれば使用荷重も変わります。全呼び・全等級の値は規格表またはメーカーカタログで確認してください。

よくある質問

Q1. SB形とSC形はどう違う?

A. SB形=ストレート、SC形=弓型(バウ)。SC形は複数掛けしやすい形状ですが、同じ呼びでも使用荷重は形状・等級で変わります。

Q2. 呼びの数字は何の寸法?

A. ピンの直径(mm)です。通るかどうかは内幅で別途確認が必要で、呼び=本体の太さではありません。

Q3. 斜めに引いても大丈夫?

A. 不可です。斜め引き・横引きはピンに曲げが加わり、規定荷重より低い荷重で破断するおそれがあります。

Q4. ピンはどこまで締める?

A. 肩が密着するまで完全に。作業中の共回りによる緩みにも注意し、緩み止め付きや回らない掛け方を選びます。

Q5. 変形したシャックルは使える?

A. 使えません。口の開き・ピンの曲がり・ねじ山つぶれ・著しい摩耗腐食があれば廃棄。落下品も点検基準で処置を。

Q6. 玉掛け作業に資格は必要?

A. 必要です。1トン以上は玉掛け技能講習、1トン未満でも特別教育が労働安全衛生法で義務づけられています。

関連する早見表

出典・参考

  • JIS B 2801「シャックル」 — SB形・SC形の区分と使用荷重(SC-10=0.60t・SC-12=0.90t・SC-16=1.50t)、等級区分
  • 吊り具メーカー・商社の安全荷重表 — 形状別・等級別の使用荷重と使用上の注意

※ 使用荷重は形状・等級・メーカーにより異なります。現物の刻印と製品カタログが最終的な正です。実際の吊り作業は玉掛け有資格者が、社内の作業基準と点検基準に従って行ってください。

最終更新: 2026-09-11