スペック早見表

紙やすり番手(粒度)早見表

#40〜#3000の番手と、それぞれの推奨用途を検索できます。

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この早見表について

紙やすり(サンドペーパー)の番手は JIS R 6010 の研磨材粒度で、数字が大きいほど粒が細かくなります。#40〜80 は粗削り、#120〜240 は下地調整、#400〜800 は塗装間研磨、#1000〜3000 は鏡面仕上げ用。仕上げレベルに応じて番手を段階的に上げていくのが基本です。

一覧表(全14件)

番手(#)区分主な用途
40極粗塗膜・錆の強力剥離、大きなバリ取り
60粗目塗装前の旧塗膜除去、粗削り
80粗目木材の粗削り、金属の荒仕上げ
120中目木材の下地作り、塗装前処理
180中目塗装前の最終下地、角取り
240細目塗装の下地仕上げ、サーフェサー前
320細目塗装間研磨(重ね塗り前)
400細目プラモデルの表面仕上げ、水研ぎ可
600極細目ウレタン塗装下地、金属磨き前
800極細目クリア塗装の肌調整、コンパウンド前
1000極細目鏡面仕上げ前の下地、金属艶出し
1500超微細塗装の鏡面仕上げ、光学部品
2000超微細最終鏡面、車の塗装肌調整
3000超微細ヘッドライト磨き、鏡面仕上げ

番手の選び方と使い分け

紙やすりは、作業の段階に応じて番手を使い分けるのが基本です。最初は粗い番手で大きな凹凸や古い塗膜を落とし、徐々に細かい番手へ移行して表面を整えます。番手を一気に飛ばすと前の傷が消えにくいため、おおよそ倍程度を目安に段階的に上げていくと効率よく仕上がります。素材によっても適した番手は異なり、柔らかい木材は細かめ、金属やパテはやや粗めから始めると扱いやすくなります。耐水ペーパーは水を使って削りカスを洗い流せるため、塗装の下地調整や金属の仕上げに向いています。

番手と研磨の原理

紙やすりは、表面に固定された砥粒(と粒)で対象を微小に削り取る道具です。番手は砥粒の細かさを表し、数字が大きいほど細かくなります。粗い番手は速く削れますが深い傷を残し、細かい番手は浅い傷で滑らかに仕上がります。

このため、粗い番手から中・細へと段階的に進め、前の番手の傷を消しながら仕上げていきます。番手を一気に飛ばすと前の傷が消えず、仕上がりに残ってしまいます。

耐水ペーパーは水を使うことで目詰まりを防ぎ、削りカスを洗い流せるため、塗装の下地調整や金属の鏡面仕上げに向いています。素材に応じて開始番手を変えるのも仕上がりのコツです。

使い方・選び方のポイント

使用場面

木工・金属・塗装の研磨で、作業段階に応じた番手の使い分けに使います。

よくある間違い

番手を飛ばして前の傷が残る、粗目のまま仕上げる、水研ぎと空研ぎの取り違え、に注意します。

選び方のコツ

①粗→中→細と段階的に上げる(倍程度ずつ) ②木材は細かめ、金属・パテは粗めから ③塗装前の下地は#240〜400 ④耐水ペーパーは目詰まりしにくく仕上げ向き。

よくある質問

Q. 番手を飛ばしてもいい?

A. 傷が残りやすくなります。概ね 2倍刻み(240→400→800...) で段階を追うのが目安です。

Q. 耐水ペーパーと空研ぎの違いは?

A. 耐水ペーパーは水(油)を使える接着剤で構成され、目詰まり防止と熱対策になります。

Q. 紙やすりの番手(#)の意味は?

A. 数字が大きいほど目が細かくなります。#40〜#100が粗目、#120〜#240が中目、#320以上が細目。番手が大きいほど仕上げ用です。

Q. 木工で使う番手の順番は?

A. 粗削り#80〜120 → 中仕上げ#180〜240 → 仕上げ#320〜400と段階的に細かくします。いきなり細目を使うと削れません。

Q. 空研ぎと水研ぎの違いは?

A. 空研ぎは乾いた状態、水研ぎは水をつけて研ぐ方法。水研ぎは目詰まりしにくく仕上がりが滑らかで、塗装前や金属磨きに向きます。

Q. #1000以上は何に使う?

A. 塗装の中研ぎ、金属の鏡面仕上げ、コンパウンド前の下地調整など、精密な仕上げに使われます。

関連する早見表

素材別の番手進行 実例表

素材工程1工程2工程3工程4
木材荒削り#80中研ぎ#150〜180仕上げ#240〜320塗装間研ぎ#320〜400
金属サビ落とし#80〜120下地#240仕上げ#400〜800鏡面前#1000〜2000
パテ研ぎ出し#120〜240仕上げ#320〜600

番手を進める際は、前の工程の番手から2倍以内の刻みで次へ移るのが進行の原則です。一気に番手を飛ばすと、粗い番手で付いた傷が次の番手では削りきれずに残ってしまいます。木材は荒削り#80から中研ぎ#150〜180、仕上げ#240〜320、塗装前の塗装間研ぎ#320〜400へと4段階で進めます。金属はサビ落とし#80〜120のあと下地#240、仕上げ#400〜800、鏡面前#1000〜2000という順で細かくします。パテは研ぎ出し#120〜240から仕上げ#320〜600までと工程数が少なめですが、いずれも「番手は2倍以内で刻む」という考え方は共通しており、この原則を守ることで研磨時間を抑えつつ傷の残りにくい仕上がりが得られます。

出典・参考

JIS R 6010, FEPA規格

最終更新: 2026-07-10