スペック早見表

三角関数表(sin・cos・tan・ラジアン)とサインバーの高さ

0〜90°の1°ごとのsin・cos・tanとラジアン、厳密値、度分秒⇔度⇔ラジアンの換算、サインバーで角度θを作るブロックゲージの高さH=L×sin θ(L=100・200mm)の表です(式から計算した値)。

📐 三角関数 判断即答ボックス

サインバーL=100mmで30°を作る高さは?50.0000mmH=L×sin θ。L=200mmなら100.0000mm(表5)
ブロックの高さHから角度を出すには?θ=sin⁻¹(H÷L)L=100mm・H=10mmなら5.7392°
1°は何ラジアン?π÷180≒0.017453rad1rad≒57.2958°(57°17′44.8″)
角度1′の傾きは1m先で何mm開く?約0.291mm1″なら約0.00485mm(4.85μm)
sin θ≒θ(rad)と置いて差0.1%以内なのは?約4.4°までtan θ≒θなら約3.1°まで(差は正しい値に対する割合)
tan 90°は?定義されないcos 90°=0で割るため。89°で57.29
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表1: 三角関数表(0〜90°・1°ごと)

θ(度)ラジアンsin θcos θtan θ
00.0000000.0000001.0000000.000000
10.0174530.0174520.9998480.017455
20.0349070.0348990.9993910.034921
30.0523600.0523360.9986300.052408
40.0698130.0697560.9975640.069927
50.0872660.0871560.9961950.087489
60.1047200.1045280.9945220.105104
70.1221730.1218690.9925460.122785
80.1396260.1391730.9902680.140541
90.1570800.1564340.9876880.158384
100.1745330.1736480.9848080.176327
110.1919860.1908090.9816270.194380
120.2094400.2079120.9781480.212557
130.2268930.2249510.9743700.230868
140.2443460.2419220.9702960.249328
150.2617990.2588190.9659260.267949
160.2792530.2756370.9612620.286745
170.2967060.2923720.9563050.305731
180.3141590.3090170.9510570.324920
190.3316130.3255680.9455190.344328
200.3490660.3420200.9396930.363970
210.3665190.3583680.9335800.383864
220.3839720.3746070.9271840.404026
230.4014260.3907310.9205050.424475
240.4188790.4067370.9135450.445229
250.4363320.4226180.9063080.466308
260.4537860.4383710.8987940.487733
270.4712390.4539900.8910070.509525
280.4886920.4694720.8829480.531709
290.5061450.4848100.8746200.554309
300.5235990.5000000.8660250.577350
310.5410520.5150380.8571670.600861
320.5585050.5299190.8480480.624869
330.5759590.5446390.8386710.649408
340.5934120.5591930.8290380.674509
350.6108650.5735760.8191520.700208
360.6283190.5877850.8090170.726543
370.6457720.6018150.7986360.753554
380.6632250.6156610.7880110.781286
390.6806780.6293200.7771460.809784
400.6981320.6427880.7660440.839100
410.7155850.6560590.7547100.869287
420.7330380.6691310.7431450.900404
430.7504920.6819980.7313540.932515
440.7679450.6946580.7193400.965689
450.7853980.7071070.7071071.000000
460.8028510.7193400.6946581.035530
470.8203050.7313540.6819981.072369
480.8377580.7431450.6691311.110613
490.8552110.7547100.6560591.150368
500.8726650.7660440.6427881.191754
510.8901180.7771460.6293201.234897
520.9075710.7880110.6156611.279942
530.9250250.7986360.6018151.327045
540.9424780.8090170.5877851.376382
550.9599310.8191520.5735761.428148
560.9773840.8290380.5591931.482561
570.9948380.8386710.5446391.539865
581.0122910.8480480.5299191.600335
591.0297440.8571670.5150381.664279
601.0471980.8660250.5000001.732051
611.0646510.8746200.4848101.804048
621.0821040.8829480.4694721.880726
631.0995570.8910070.4539901.962611
641.1170110.8987940.4383712.050304
651.1344640.9063080.4226182.144507
661.1519170.9135450.4067372.246037
671.1693710.9205050.3907312.355852
681.1868240.9271840.3746072.475087
691.2042770.9335800.3583682.605089
701.2217300.9396930.3420202.747477
711.2391840.9455190.3255682.904211
721.2566370.9510570.3090173.077684
731.2740900.9563050.2923723.270853
741.2915440.9612620.2756373.487414
751.3089970.9659260.2588193.732051
761.3264500.9702960.2419224.010781
771.3439040.9743700.2249514.331476
781.3613570.9781480.2079124.704630
791.3788100.9816270.1908095.144554
801.3962630.9848080.1736485.671282
811.4137170.9876880.1564346.313752
821.4311700.9902680.1391737.115370
831.4486230.9925460.1218698.144346
841.4660770.9945220.1045289.514364
851.4835300.9961950.08715611.430052
861.5009830.9975640.06975614.300666
871.5184360.9986300.05233619.081137
881.5358900.9993910.03489928.636253
891.5533430.9998480.01745257.289962
901.5707961.0000000.000000定義されない

※ ラジアン・sin・cos・tanはすべて小数第6位に四捨五入しています。cos θ=sin(90°−θ)なので、cosの列はsinの列を下から読んだものと同じです。tan θ=sin θ÷cos θで、90°ではcos 90°=0で割ることになるため値が定義されません。

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表2: よく使う角度の厳密値(√の形)

角度ラジアンsincostan
0°0010
15°π/12(√6−√2)/4(√6+√2)/42−√3
30°π/61/2√3/21/√3(=√3/3)
45°π/4√2/2(=1/√2)√2/21
60°π/3√3/21/2√3
75°5π/12(√6+√2)/4(√6−√2)/42+√3
90°π/210定義されない

※ 小数の値は表1にあります。15°・75°の値は、45°と30°の差・和に加法定理を使って求めたもので、sin15°=cos75°、sin75°=cos15°です。

表3: 90°を超える角度・余角の直し方

角度sincostan
90°−θcos θsin θ1/tan θ
90°+θcos θ−sin θ−1/tan θ
180°−θsin θ−cos θ−tan θ
180°+θ−sin θ−cos θtan θ
270°−θ−cos θ−sin θ1/tan θ
270°+θ−cos θsin θ−1/tan θ
360°−θ(=−θ)−sin θcos θ−tan θ

※ θは0〜90°の角度(tanは値が定義される角度のとき)で、角度は+X軸から反時計回りに測ります。例: sin120°=sin(180°−60°)=sin60°=0.866025、cos120°=−cos60°=−0.500000、tan120°=−tan60°=−1.732051。表1と組み合わせて0〜360°の値を引けます。

表4: 度分秒・度(10進)・ラジアンの換算

度分秒度(10進)ラジアン
1°1°0.0174533
0°01′(1分)0.0166667°0.000290888
0°00′01″(1秒)0.000277778°4.84814×10−6
7°30′7.5°0.130900
12°34′56″12.5822°0.219601
25°24′25.4°0.443314
28°38′52.4″28.6479°0.5
57°17′44.8″57.2958°1
0°03′26.3″0.0572958°0.001(1mrad)
  • 度分秒→度(10進): 度+分÷60+秒÷3600(例: 12°34′56″=12+34÷60+56÷3600≒12.5822°)
  • 度(10進)→度分秒: 整数部が度。小数部×60の整数部が分、その小数部×60が秒(例: 25.4°→0.4×60=24′→25°24′)
  • 度→ラジアン: 度×π÷180(1°≒0.017453rad)。ラジアン→度: ラジアン×180÷π(1rad≒57.2958°≒57°17′44.8″)
  • 角度と長さ: 1′の傾きは1m先で約0.291mm、1″の傾きは1m先で約0.00485mm(4.85μm)開きます(1000mm×tanθ)。

※ 表4の割り切れない値は有効数字6桁、度分秒は0.1″に四捨五入しています。

表5: サインバーで角度を作るブロックゲージの高さ H=L×sin θ(mm)

θ(度)H(L=100mm)H(L=200mm)
0.50.87271.7453
11.74523.4905
1.52.61775.2354
23.48996.9799
2.54.36198.7239
35.233610.4672
3.56.104912.2097
46.975613.9513
4.57.845915.6918
58.715617.4311
5.59.584619.1692
610.452820.9057
6.511.320322.6406
712.186924.3739
7.513.052626.1052
813.917327.8346
8.514.780929.5619
915.643431.2869
9.516.504833.0095
1017.364834.7296
10.518.223636.4471
1119.080938.1618
11.519.936839.8736
1220.791241.5823
12.521.644043.2879
1322.495144.9902
13.523.344546.6891
1424.192248.3844
14.525.038050.0760
1525.881951.7638
15.526.723853.4477
1627.563755.1275
16.528.401556.8031
1729.237258.4743
17.530.070660.1412
1830.901761.8034
18.531.730563.4609
1932.556865.1136
19.533.380766.7614
2034.202068.4040
20.535.020770.0415
2135.836871.6736
21.536.650173.3002
2237.460774.9213
22.538.268376.5367
2339.073178.1462
23.539.874979.7498
2440.673781.3473
24.541.469382.9386
2542.261884.5237
25.543.051186.1022
2643.837187.6742
26.544.619889.2396
2745.399090.7981
27.546.174992.3497
2846.947293.8943
28.547.715995.4318
2948.481096.9619
29.549.242498.4847
3050.0000100.0000
30.550.7538101.5077
3151.5038103.0076
31.552.2499104.4997
3252.9919105.9839
32.553.7300107.4599
3354.4639108.9278
33.555.1937110.3874
3455.9193111.8386
34.556.6406113.2812
3557.3576114.7153
35.558.0703116.1406
3658.7785117.5571
36.559.4823118.9646
3760.1815120.3630
37.560.8761121.7523
3861.5661123.1323
38.562.2515124.5029
3962.9320125.8641
39.563.6078127.2156
4064.2788128.5575
40.564.9448129.8896
4165.6059131.2118
41.566.2620132.5240
4266.9131133.8261
42.567.5590135.1180
4368.1998136.3997
43.568.8355137.6709
4469.4658138.9317
44.570.0909140.1819
4570.7107141.4214

※ L=2つのローラーの中心間距離、H=2つのローラーの下の高さの差(片方のローラーを定盤に直接置くなら、もう片方の下に積むブロックゲージの高さ)。ローラーの直径が等しく、上面がローラーの中心を結ぶ線と平行である前提の理論値です。Hは小数第4位に四捨五入(丸めによる角度の差はL=100mm・45°までで0.15″以下)。表にない角度・LはH=L×sin θを関数電卓などで計算します(表1は1°ごとで、sinの6桁の丸めによりL=200mmではHが最大0.0001mmずれます)。

  • 逆算(高さ→角度): θ=sin⁻¹(H÷L)。例: L=100mm・H=10mmなら5.7392°(5°44′21.0″)、L=200mm・H=50mmなら14.4775°(14°28′39.0″)。
  • 1′あたりの高さの変化(L=100mm): 0°付近で約0.0291mm、30°で0.0252mm、45°で0.0206mm(L×cos θ×π÷10800)。1″なら0°付近で約0.00048mm。
  • 角度が大きいときの誤差: 高さの誤差が角度に効く割合は1/cos θに比例し、0°付近の約1.41倍(45°)、2倍(60°)になります。

使い方

  • 図面の角度から長さを出す — 斜辺c・角θなら、対辺=c×sin θ、隣辺=c×cos θ。隣辺bが分かっていれば対辺=b×tan θ。
  • 長さから角度を出す — θ=sin⁻¹(対辺÷斜辺)、cos⁻¹(隣辺÷斜辺)、tan⁻¹(対辺÷隣辺)。表1で近い値を探して当たりをつけることもできます。
  • 勾配・テーパにする — 勾配(%)は100×tan θです。勾配の寸・%・‰の換算は勾配換算、テーパ比と角度はテーパ比と角度にまとめています。

定義と角度の単位

直角三角形で、角θの向かいの辺(対辺)をa、θに接する斜辺以外の辺(隣辺)をb、斜辺をcとすると、sin θ=a÷c、cos θ=b÷c、tan θ=a÷bです。90°を超える角度では、半径1の円の上の点を+X軸から反時計回りにθ回した位置の座標を(cos θ, sin θ)とし、tan θ=sin θ÷cos θとします(表3はこの定義から出ます)。

計量単位令 別表第一 第八号で、ラジアンは円の半径に等しい長さの弧の中心に対する角度、度は円周を360等分した弧の中心に対する角度、分は度の60分の1、秒は度の3600分の1です。円周は半径の2π倍なので360°=2π rad、1°=π÷180 radです。ラジアンには接頭語を付けられ(ミリラジアン=0.001rad)、度・分・秒には付けられません(同令 第四条第一号)。

間違えやすいポイント

  • 電卓・表計算の角度モード — 関数電卓のRAD/DEGの設定や、表計算ソフトのSIN関数のように引数をラジアンで受け取るものがあります。度の値はπ÷180を掛けてから入れます。
  • 度分秒と10進の取り違え — 12.30°は12°30′ではなく12°18′です(0.30×60=18′。12°30′=12.5°)。
  • 小さい角度の近似 — θ(ラジアン)をsin θの代わりに使ったときの差(正しい値に対する割合)は約4.4°まで0.1%以内・約14.0°まで1%以内、tan θの代わりなら約3.1°まで0.1%以内・約9.9°まで1%以内です(5°でsin 0.13%、tan 0.25%)。

よくある質問

Q1. 30°・45°・60°のsin・cos・tanの値は?

A. 30°はsin=1/2(0.5)・cos=√3/2(≒0.866025)・tan=1/√3(≒0.577350)、45°はsin=cos=√2/2(≒0.707107)・tan=1、60°はsin=√3/2・cos=1/2・tan=√3(≒1.732051)です。

Q2. tan90°の値は?

A. 定義されません。tan θ=sin θ÷cos θで、cos 90°=0で割ることになるためです。90°より小さい側から90°に近づくほど値は大きくなり、tan 89°≒57.29、tan 89.9°≒572.96です。

Q3. 度分秒を度(10進数)に直すには?

A. 度+分÷60+秒÷3600です。例えば12°34′56″は12+34÷60+56÷3600≒12.5822°です。逆に10進の小数部に60を掛けると分、その小数部にさらに60を掛けると秒になります(25.4°=25°24′)。

Q4. 度とラジアンの換算式は?

A. ラジアン=度×π÷180、度=ラジアン×180÷πです。1°≒0.017453rad、1rad≒57.2958°(57°17′44.8″)です。

Q5. サインバーで角度を作るブロックゲージの高さの計算式は?

A. H=L×sin θです(L: 2つのローラーの中心間距離、H: 2つのローラーの下の高さの差)。L=100mmで30°なら50.0000mm、15°なら25.8819mmです。ローラーの直径が等しく、上面がローラーの中心を結ぶ線と平行であることが前提です。

Q6. ブロックゲージの高さから角度を出すには?

A. θ=sin⁻¹(H÷L)です。L=100mm・H=10mmなら5.7392°(5°44′21.0″)、L=200mm・H=50mmなら14.4775°(14°28′39.0″)です。

Q7. 90°を超える角度のsin・cos・tanは?

A. 0〜90°の値に直して求めます。180°−θならsinはそのまま・cosとtanは符号が逆になり、sin120°=sin60°=0.866025、cos120°=−cos60°=−0.500000です。180°+θ・360°−θなどの直し方は表3にまとめています。

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出典・参考

  • 計量単位令(平成四年政令第三百五十七号) — 第二条・別表第一 第八号(角度: ラジアン・度・分・秒の定義)、第一号(メートル)、第四条第一号・別表第四(接頭語。度・分・秒には付けない) — e-Gov法令検索の現行版(令和五年政令第三百七十六号による改正、2023年12月28日施行)で確認(2026年11月1日)
  • 三角関数の値・厳密値・換算・サインバーの高さH=L×sin θは、直角三角形と単位円による三角関数の定義と上の角度の定義にもとづいて、当サイトが計算したものです。

※ 表の値はすべて当サイトの計算値です(有効数字60桁で計算してから四捨五入。sin²θ+cos²θ=1や厳密値との一致を確認)。

※ 丸め(四捨五入): 表1のラジアン・sin・cos・tanは小数第6位、表4の割り切れない値は有効数字6桁・度分秒は0.1″、表5のHは小数第4位(0.0001mm)。本文: 逆算の角度は小数第4位(0.1″)、近似の目安は小数第1位、tan 89°・89.9°と近似の差は小数第2位、1m先の開きは有効数字3桁、1′・1″あたりの高さの変化は小数第4・5位。

※ 表5は角度と高さの幾何学的な理論値で、ローラー・ブロックゲージ・定盤の寸法誤差や温度の影響を含みません。測定・検査の判断は、使う器具の資料と社内・取引先の基準を確かめたうえで行ってください。

※ 本ページの表・数値は、上記の出典をもとに当サイトが計算・編集(加工)して作成したものです。出典元の機関・団体が作成したものではありません。

最終更新: 2026-11-01

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