スペック早見表

ASCIIコード表|10進・16進・8進・文字 対応早見表

ASCIIコード0〜127の全128文字を10進・16進・8進・文字の対応で一覧表示。印字可能文字95文字(32〜126)と制御文字33文字(0〜31・127)を網羅し、A=65(0x41)・a=97(0x61)・0=48(0x30)などの頻出値、大文字小文字変換のビット計算、改行コード(CR/LF)やURLエンコードとの関係まで、プログラミング・デバッグの現場で必要な情報をまとめています。

📌 最頻出のASCIIコード

文字10進16進メモ
A650x41英大文字の起点(Z=90)
a970x61A+32(z=122)
0480x30数字の起点(9=57)
スペース320x20URLエンコードでは %20
LF(改行)100x0A\n。Unix/Linux/macOSの改行
CR(復帰)130x0D\r。WindowsはCR+LFで改行
タブ90x09\t
NUL00x00\0。C言語の文字列終端

※ オレンジ網掛けは特に頻出。全128文字の対応は下の表で確認できます。

このページについて

ASCII(American Standard Code for Information Interchange)は、英数字・記号・制御文字に0〜127の番号を割り当てた7ビットの文字コードです。本ページではANSI X3.4・ISO/IEC 646に基づき、全128文字の10進・16進・8進・文字の対応を掲載しています。

「'A'って何番だっけ?」「バイナリダンプの0x0Aは何?」「%2Fはどの文字?」といった、プログラミング・デバッグ・プロトコル解析・URLエンコード解読で頻発する疑問に即答できる構成にしました。

印字可能文字(32〜126)の対応表

入力した文字列で下の表の行を絞り込めます(10進・16進・文字・説明のいずれでも可)。空欄に戻すと全行表示されます。

10進16進8進文字説明
320x20040(スペース)スペース(空白)。URLエンコードでは %20
330x21041!感嘆符(エクスクラメーションマーク)
340x22042"二重引用符(ダブルクォート)
350x23043#番号記号(ハッシュ・シャープ)
360x24044$ドル記号
370x25045%パーセント記号
380x26046&アンパサンド
390x27047'アポストロフィ(シングルクォート)
400x28050(左丸括弧
410x29051)右丸括弧
420x2A052*アスタリスク
430x2B053+プラス記号
440x2C054,コンマ
450x2D055-ハイフン・マイナス
460x2E056.ピリオド(ドット)
470x2F057/スラッシュ。URLエンコードでは %2F
480x300600数字の起点('0'=48)
490x310611数字
500x320622数字
510x330633数字
520x340644数字
530x350655数字
540x360666数字
550x370677数字
560x380708数字
570x390719数字の終わり('9'=57)
580x3A072:コロン
590x3B073;セミコロン
600x3C074<小なり記号(左山括弧)
610x3D075=等号(イコール)
620x3E076>大なり記号(右山括弧)
630x3F077?疑問符。URLエンコードでは %3F
640x40100@アットマーク。URLエンコードでは %40
650x41101A英大文字の起点('A'=65)
660x42102B英大文字
670x43103C英大文字
680x44104D英大文字
690x45105E英大文字
700x46106F英大文字
710x47107G英大文字
720x48110H英大文字
730x49111I英大文字
740x4A112J英大文字
750x4B113K英大文字
760x4C114L英大文字
770x4D115M英大文字
780x4E116N英大文字
790x4F117O英大文字
800x50120P英大文字
810x51121Q英大文字
820x52122R英大文字
830x53123S英大文字
840x54124T英大文字
850x55125U英大文字
860x56126V英大文字
870x57127W英大文字
880x58130X英大文字
890x59131Y英大文字
900x5A132Z英大文字の終わり('Z'=90)
910x5B133[左角括弧
920x5C134\バックスラッシュ(JIS X 0201環境では¥表示)
930x5D135]右角括弧
940x5E136^サーカムフレックス(ハット)
950x5F137_アンダースコア
960x60140`バッククォート(グレイヴ)
970x61141a英小文字の起点('a'=97)
980x62142b英小文字
990x63143c英小文字
1000x64144d英小文字
1010x65145e英小文字
1020x66146f英小文字
1030x67147g英小文字
1040x68150h英小文字
1050x69151i英小文字
1060x6A152j英小文字
1070x6B153k英小文字
1080x6C154l英小文字
1090x6D155m英小文字
1100x6E156n英小文字
1110x6F157o英小文字
1120x70160p英小文字
1130x71161q英小文字
1140x72162r英小文字
1150x73163s英小文字
1160x74164t英小文字
1170x75165u英小文字
1180x76166v英小文字
1190x77167w英小文字
1200x78170x英小文字
1210x79171y英小文字
1220x7A172z英小文字の終わり('z'=122)
1230x7B173{左波括弧
1240x7C174|縦線(パイプ)
1250x7D175}右波括弧
1260x7E176~チルダ(JIS X 0201ではオーバーライン)

※ オレンジ網掛けはスペース(32)・数字の起点(48)・英大文字の起点(65)・英小文字の起点(97)。

制御文字(0〜31・127)の一覧

0〜31と127は画面に表示されない制御文字です。電信・テレタイプ時代の伝送制御に由来し、多くは現在使われませんが、NUL(0)・TAB(9)・LF(10)・CR(13)・ESC(27)は今も現役です。

10進16進略号名称意味・現代での使われ方
00x00NULNull空文字。C言語の文字列終端 \0
10x01SOHStart of Headingヘッダ開始。伝送制御用で現在ほぼ未使用
20x02STXStart of Textテキスト開始。一部のシリアル通信の電文開始符号
30x03ETXEnd of Textテキスト終了。端末のCtrl+C(割り込み)に対応
40x04EOTEnd of Transmission伝送終了。端末のCtrl+D(入力終了)に対応
50x05ENQEnquiry照会。相手局への応答要求。現在ほぼ未使用
60x06ACKAcknowledge肯定応答。通信プロトコルの受領通知に由来
70x07BELBellベル。端末で警告音を鳴らす \a
80x08BSBackspace後退。カーソルを1文字戻す \b
90x09HTHorizontal Tab水平タブ \t。インデント・TSVの区切りに現役
100x0ALFLine Feed改行 \n。Unix/Linux/macOSの改行コードとして現役
110x0BVTVertical Tab垂直タブ \v。現在ほぼ未使用
120x0CFFForm Feed改ページ \f。プリンタ制御に由来
130x0DCRCarriage Return復帰 \r。WindowsはCR+LFで改行。現役
140x0ESOShift Outシフトアウト。別の文字集合への切替
150x0FSIShift Inシフトイン。標準の文字集合へ戻す
160x10DLEData Link Escape伝送制御拡張。現在ほぼ未使用
170x11DC1Device Control 1装置制御1。XON(送信再開)としてフロー制御に使用
180x12DC2Device Control 2装置制御2。現在ほぼ未使用
190x13DC3Device Control 3装置制御3。XOFF(送信停止)としてフロー制御に使用
200x14DC4Device Control 4装置制御4。現在ほぼ未使用
210x15NAKNegative Acknowledge否定応答。再送要求に由来
220x16SYNSynchronous Idle同期信号。現在ほぼ未使用
230x17ETBEnd of Transmission Block伝送ブロック終了。現在ほぼ未使用
240x18CANCancel取消。直前のデータの無効化
250x19EMEnd of Medium媒体終端。紙テープ時代の名残
260x1ASUBSubstitute置換。旧MS-DOSではファイル終端(Ctrl+Z)として使用
270x1BESCEscapeエスケープ。ANSIエスケープシーケンス(端末の色付け等)の起点として現役
280x1CFSFile Separatorファイル区切り。データ区切り用
290x1DGSGroup Separatorグループ区切り。バーコード(GS1)のデータ区切りで使用
300x1ERSRecord Separatorレコード区切り。データ区切り用
310x1FUSUnit Separatorユニット区切り。データ区切り用
1270x7FDELDelete削除。紙テープの穴を全て開けて抹消した名残。印字可能域の外

※ オレンジ網掛けは現在も日常的に登場する制御文字。

よく使う値の暗記ポイント

  • '0' = 48(0x30) — 数字は 0x30+n の並び。下位4ビットがそのまま数値なので、数字文字−48 で数値に変換できる
  • 'A' = 65(0x41)、'Z' = 90(0x5A) — 英大文字は0x41から26文字連続
  • 'a' = 97(0x61)、'z' = 122(0x7A) — 英小文字は大文字+32
  • スペース = 32(0x20) — 印字可能文字の先頭。これより小さい値は制御文字
  • LF = 10(0x0A)、CR = 13(0x0D)、TAB = 9(0x09) — テキスト処理3点セット
  • DEL = 127(0x7F) — ASCIIの最終番号。これも制御文字

「48・65・97」の3つの起点さえ覚えれば、英数字のコードはすべて足し算で導けます。

大文字・小文字変換とビットの関係(0x20)

'A'(0x41)は2進数で 0100 0001、'a'(0x61)は 0110 0001。違いは0x20(=32)の1ビットだけです。ASCIIは大文字と小文字がちょうど32差になるよう意図的に配置されており、ビット演算だけで変換できます。

  • 小文字化: c | 0x20 — 0x20のビットを立てる('A'→'a')
  • 大文字化: c & 0xDF — 0x20のビットを落とす('a'→'A')

この計算は英字A〜Z/a〜zにのみ有効です。記号に適用すると別の文字になります(例: '@'(0x40)に0x20を立てると '`'(0x60))。大文字小文字を無視した比較を高速化する古典的テクニックとして、今もライブラリの内部実装で使われています。

文字コードの実務(改行コード・URLエンコード)

改行コードの違い

表記バイト環境
LF(\n)10(0x0A)Unix / Linux / macOS
CR+LF(\r\n)13+10(0x0D 0x0A)Windows / HTTPヘッダ / 多くの通信プロトコル
CR(\r)13(0x0D)旧Mac OS(9以前)

改行コードの混在は「シェルスクリプトが動かない」「Gitで全行差分になる」といったトラブルの定番原因です。エディタや .gitattributes で統一しましょう。

URLエンコードとの関係

URLエンコード(パーセントエンコーディング)の %XX は、そのバイト値の16進表記です。つまりこの表の16進の列がそのまま読めます: スペース=%20#=%23、&=%26、/=%2F、==%3D、?=%3F、@=%40。日本語などASCII外の文字は、UTF-8のバイト列が1バイトずつ%XXになります(「あ」→ %E3%81%82)。

使い方・選び方のポイント

使用場面

文字⇔数値変換のデバッグ、バイナリダンプ・パケットキャプチャの読解、URLエンコードの解読、シリアル通信・プロトコル解析、正規表現の文字範囲指定([A-Za-z0-9]の根拠確認)に使います。

よくある間違い

①文字の'0'(コード48)と数値の0の混同 ②LF(10)とCR(13)の取り違え・改行コード混在 ③ASCII(7ビット・128文字)とLatin-1やShift_JISなど8ビットコードの混同 ④全角英数字(ABC)はASCIIではなく別コードである点、に注意します。

表の読み方のコツ

①16進が0x20〜0x7Eなら印字可能文字、0x00〜0x1Fと0x7Fは制御文字 ②数字は0x30台、大文字は0x41から、小文字は0x61から ③大文字と小文字は0x20(32)差、の3点を押さえると16進ダンプがそのまま読めるようになります。

よくある質問

Q1. 「A」のASCIIコードは何番ですか?

A. 大文字Aは10進65(16進0x41)です。B=66、C=67…と順に続き、Z=90(0x5A)。小文字aは97(0x61)で、大文字に32を足すと小文字になります。

Q2. 数字の「0」の文字コードは?

A. 文字「0」は10進48(16進0x30)です。「9」は57(0x39)。数字文字を数値に変換するときは文字コードから48(『0』のコード)を引きます。文字の0と数値の0は別物という点がプログラミング初心者のつまずきどころです。

Q3. \n と \r の違いは?

A. \nはLF(ラインフィード、10進10)\rはCR(キャリッジリターン、10進13)です。Unix/Linux/macOSの改行はLFのみ、WindowsはCR+LF(13と10の2バイト)を使います。改行コードの不一致はGitの差分やシェルスクリプトの実行エラーの定番原因です。

Q4. ASCIIは全部で何文字ありますか?

A. 0〜127の128文字です。7ビットで表現でき、うち32〜126の95文字が印字可能文字(画面に表示される文字)、0〜31と127の33文字が制御文字です。

Q5. 大文字と小文字を変換する計算方法は?

A. 大文字に32を足すと小文字、小文字から32を引くと大文字になります。2進数では0x20の1ビットだけが違うため、c | 0x20 で小文字化、c & 0xDF で大文字化できます(英字A〜Z/a〜zのみに有効)。

Q6. ASCIIとUTF-8の関係は?

A. UTF-8はASCIIの上位互換です。0〜127の範囲はUTF-8でもASCIIと完全に同じ1バイトで表現されるため、英数字だけのテキストはASCIIとしてもUTF-8としても正しく読めます。

Q7. 半角カタカナはASCIIに含まれますか?

A. 含まれません。ASCIIは0〜127のみです。半角カナは日本の規格JIS X 0201が8ビット目を使って0xA1〜0xDFに追加した拡張で、ASCIIの範囲外です。

Q8. URLの「%20」とASCIIの関係は?

A. URLエンコード(パーセントエンコーディング)の%の後ろの2桁は、その文字のバイト値の16進表記です。%20はASCIIの0x20=スペース、%2Fはスラッシュ(/)、%3Fは疑問符(?)を表します。

ASCIIの原理と背景

ASCIIは1963年に米国規格協会(ASA、後のANSI)が制定した7ビットの文字コードで、規格番号はANSI X3.4。電信・テレタイプの時代に生まれたため、0〜31には文字ではなく機器を制御するための符号(改行・ベル・伝送制御など)が割り当てられています。1967年の改訂で小文字が加わり、ほぼ現在の形になりました。

文字の並びは計算のしやすさを考えて設計されています。数字0〜9(48〜57)は下位4ビットがそのまま数値になるよう0x30台に配置され、大文字と小文字はちょうど32(0x20)差で対応します。国際版としてISO/IEC 646が制定され、日本ではそのローマ字版がJIS X 0201です。ただしJIS X 0201では0x5Cが円記号(¥)、0x7Eがオーバーラインに置き換えられており、日本語環境でバックスラッシュが円記号として表示される現象はこの歴史に由来します。

現在主流のUnicode/UTF-8も、0〜127はASCIIと完全に同じ値・同じ1バイト表現を維持しています。半世紀以上前の設計が、URL・プログラミング言語・通信プロトコルなどあらゆる場面で今も現役の土台であり続けています。

関連する早見表

関連規格・出典

  • ANSI X3.4「Coded Character Set - 7-bit American National Standard Code for Information Interchange」 — ASCIIの原規格(1963年制定・1967年改訂)
  • ISO/IEC 646 — ASCIIを基にした7ビット符号の国際規格
  • JIS X 0201「7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合」 — 日本産業規格(参考)

最終更新: 2026-07-02