法定冷凍能力(冷凍トン) 早見表 — 算定式・C値・許可/届出の区分
高圧ガス保安法の「1日の冷凍能力」(単位トン。法定冷凍トンとも呼ばれます)は、往復動などの圧縮機ならR=V/C(V: 1時間のピストン押しのけ量m³、C: 冷媒ごとの値)、遠心式なら原動機の定格出力1.2kWで1トン、吸収式なら入熱量27,800kJ/hで1トンで算定します(冷凍保安規則 第5条)。このトン数で、許可・届出・適用除外が分かれます。
❄️ 法定冷凍能力 判断即答ボックス
表1: 冷媒ごとのC値(R=V/C)— 冷凍保安規則 第5条第四号
| 冷媒ガスの種類 | C 圧縮機の気筒1個の体積5,000cm³以下 | C 同 5,000cm³を超える |
|---|---|---|
| フルオロカーボン21(R21) | 49.7 | 46.6 |
| フルオロカーボン114(R114) | 46.4 | 43.5 |
| ノルマルブタン | 37.2 | 34.9 |
| イソブタン | 27.1 | 25.4 |
| クロルメチル | 14.5 | 13.6 |
| フルオロカーボン134a(R134a) | 14.4 | 13.5 |
| フルオロカーボン12(R12) | 13.9 | 13.1 |
| フルオロカーボン500(R500) | 12.0 | 11.3 |
| プロパン | 9.6 | 9.0 |
| フルオロカーボン22(R22) | 8.5 | 7.9 |
| アンモニア | 8.4 | 7.9 |
| フルオロカーボン502(R502) | 8.4 | 7.9 |
| フルオロカーボン13B1(R13B1) | 6.2 | 5.8 |
| フルオロカーボン13(R13) | 4.4 | 4.2 |
| エタン | 3.1 | 2.9 |
| 二酸化炭素 | 1.8 | 1.7 |
| その他のガス 表にない冷媒(R410A・R32・R407C・R404Aなど) | 13,900VA÷{0.75(hA−hB)} | 13,900VA÷{0.80(hA−hB)} |
※ 冷媒の名称・並び順・C値は第5条第四号の表のとおりです(フルオロカーボンは表の番号をR○○で併記)。R=V/CのRは1日の冷凍能力(トン)、Vは1時間のピストン押しのけ量(m³)です。「その他のガス」のVAは−15℃における冷媒ガスの乾き飽和蒸気(非共沸混合冷媒ガスは気液平衡状態の蒸気)の比体積(m³/kg)、hAは同じ蒸気のエンタルピー(kJ/kg)、hBは凝縮完了温度30℃・過冷却5℃の過冷却液(非共沸混合冷媒ガスは温度25℃の気液平衡状態の液)のエンタルピー(kJ/kg)です。多元冷凍方式は最終元の冷媒ガスで、多段圧縮方式・多元冷凍方式は最終段又は最終元の気筒で表を引きます(表の備考)。R410A・R32・R407C・R404Aなど表にない冷媒は「その他のガス」の算式で計算します。条文の表に値がなく、算式に入れる物性値を当サイトが一次資料で確かめられないため、このページではそれらのC値を載せていません。
表2: 冷凍能力の算定方法 — 冷凍保安規則 第5条
| 製造設備 | 1日の冷凍能力R(トン)の算定 | 条項 |
|---|---|---|
| 遠心式圧縮機を使う製造設備 | 圧縮機の原動機の定格出力1.2kWを1トンとする(R=定格出力kW÷1.2) | 第一号 |
| 吸収式冷凍設備 | 発生器を加熱する1時間の入熱量27,800kJを1トンとする(R=入熱量kJ/h÷27,800) | 第二号 |
| 自然環流式・自然循環式冷凍設備 | R=Q×A(Qは表3、Aは蒸発部又は蒸発器の冷媒ガスに接する側の表面積m²) | 第三号 |
| 上記以外の製造設備 | R=V÷C(Cは表1、Vは下記) | 第四号 |
| 第四号の設備で、自然循環式冷凍設備の冷媒ガスを冷凍するもの | 第四号の算式(R=V÷C) | 第五号 |
- 多段圧縮方式・多元冷凍方式のV — V=VH+0.08VL(VH: 圧縮機の標準回転速度における最終段又は最終元の気筒の1時間のピストン押しのけ量m³、VL: 最終段又は最終元の前の気筒の同じ量m³)
- 回転ピストン型圧縮機のV — V=60×0.785×t×n×(D²−d²)(t: 回転ピストンのガス圧縮部分の厚さm、n: 回転ピストンの1分間の標準回転数、D: 気筒の内径m、d: ピストンの外径m)
- その他のV — 圧縮機の標準回転速度における1時間のピストン押しのけ量(m³)
表3: 自然環流式・自然循環式のQ(R=Q×A)— 第5条第三号
| 冷媒ガスの種類 | Q |
|---|---|
| 二酸化炭素 | 1.02 |
| アンモニア | 0.64 |
| フルオロカーボン32(R32) | 0.63 |
| プロピレン | 0.58 |
| フルオロカーボン410A(R410A) | 0.57 |
| フルオロカーボン125(R125) | 0.50 |
| フルオロカーボン404A(R404A) | 0.50 |
| フルオロカーボン407C(R407C) | 0.49 |
| フルオロカーボン22(R22) | 0.47 |
| フルオロカーボン134a(R134a) | 0.36 |
| フルオロカーボン12(R12) | 0.34 |
| フルオロカーボン124(R124) | 0.24 |
| フルオロカーボン11(R11) | 0.10 |
表4: 冷凍能力による許可・届出・適用除外 — 高圧ガス保安法 第5条・施行令 第2条・第4条
| ガスの種類 | 適用除外 | 許可・届出は不要 技術上の基準は適用 | 届出 第二種製造者 | 許可 第一種製造者 |
|---|---|---|---|---|
| 第一種ガス | 5トン未満 | 5トン以上20トン未満 | 20トン以上50トン未満 | 50トン以上 |
| フルオロカーボン(難燃性の基準に適合しないもの)・アンモニア | 3トン未満 | 3トン以上5トン未満 | 5トン以上50トン未満 | 50トン以上 |
| 上記以外のガス(プロパン・イソブタンなど) | 3トン未満 | — | 3トン以上20トン未満 | 20トン以上 |
※ 1日の冷凍能力(表2の方法で算定)による区分です。許可は法第5条第1項第二号(事業所ごとに都道府県知事の許可)、届出は同条第2項第二号(製造開始の日の20日前までに都道府県知事へ)、ガスの種類ごとの値は施行令第4条、適用除外は施行令第2条第5項第三号・第四号(法第3条第1項第九号)によります。第一種ガスは、ヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドン・窒素・二酸化炭素・空気と、難燃性を有するものとして経済産業省令で定める燃焼性の基準に適合するフルオロカーボンです(施行令第2条第5項第四号)。燃焼性の基準は一般高圧ガス保安規則第101条で、爆発限界の下限が10%以下のもの・上限と下限の差が20%以上のもののいずれにも当たらないこと等とされています。どの冷媒が当たるかは、このページでは判定していません。
※ 「許可・届出は不要」の範囲も高圧ガス保安法の適用は受け、製造は法第13条の技術上の基準(冷凍保安規則第15条)に従います。施行令第4条の値は、一の事業所で表のガスに係る高圧ガスの製造をしようとする場合の値です。認定指定設備(法第56条の7第2項の認定を受けた設備)は許可の対象から除かれます(届出の書類は冷凍保安規則第4条)。法第2条の高圧ガスに当たらない冷媒の設備や、法第3条第1項の適用除外(鉄道車両のエアコンディショナー内の高圧ガスなど)は、この区分の対象外です。複数の冷凍設備がある場合の冷凍能力の数え方は、所管の都道府県等に確認してください。
表5: 境目になる押しのけ量V(m³/h)— R=V/Cの逆算
| 冷媒ガスの種類 | C | 3トン | 5トン | 20トン | 50トン | 100トン | 300トン |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フルオロカーボン21(R21) | 49.7 | 149.1 | 248.5 | 994 | 2,485 | 4,970 | 14,910 |
| フルオロカーボン114(R114) | 46.4 | 139.2 | 232 | 928 | 2,320 | 4,640 | 13,920 |
| ノルマルブタン | 37.2 | 111.6 | 186 | 744 | 1,860 | 3,720 | 11,160 |
| イソブタン | 27.1 | 81.3 | 135.5 | 542 | 1,355 | 2,710 | 8,130 |
| クロルメチル | 14.5 | 43.5 | 72.5 | 290 | 725 | 1,450 | 4,350 |
| フルオロカーボン134a(R134a) | 14.4 | 43.2 | 72 | 288 | 720 | 1,440 | 4,320 |
| フルオロカーボン12(R12) | 13.9 | 41.7 | 69.5 | 278 | 695 | 1,390 | 4,170 |
| フルオロカーボン500(R500) | 12.0 | 36 | 60 | 240 | 600 | 1,200 | 3,600 |
| プロパン | 9.6 | 28.8 | 48 | 192 | 480 | 960 | 2,880 |
| フルオロカーボン22(R22) | 8.5 | 25.5 | 42.5 | 170 | 425 | 850 | 2,550 |
| アンモニア | 8.4 | 25.2 | 42 | 168 | 420 | 840 | 2,520 |
| フルオロカーボン502(R502) | 8.4 | 25.2 | 42 | 168 | 420 | 840 | 2,520 |
| フルオロカーボン13B1(R13B1) | 6.2 | 18.6 | 31 | 124 | 310 | 620 | 1,860 |
| フルオロカーボン13(R13) | 4.4 | 13.2 | 22 | 88 | 220 | 440 | 1,320 |
| エタン | 3.1 | 9.3 | 15.5 | 62 | 155 | 310 | 930 |
| 二酸化炭素 | 1.8 | 5.4 | 9 | 36 | 90 | 180 | 540 |
※ V=トン数×C(表1の気筒1個の体積5,000cm³以下のC)で計算した値で、丸めはしていません。1時間のピストン押しのけ量がこの値以上なら、1日の冷凍能力はそのトン数以上です。気筒1個の体積が5,000cm³を超える圧縮機は、表1の右列のCにトン数を掛けます(例: アンモニアの50トンは7.9×50=395m³/h)。多段圧縮方式・多元冷凍方式は、VH+0.08VLで出したVと比べます。3・5・20・50トンは表4の区分、100・300トンは表8の冷凍保安責任者の区分の境目です。
表6: 押しのけ量から冷凍能力を引く(R=V/Cの計算例)
| V(m³/h) | アンモニア C=8.4 | R22 C=8.5 | プロパン C=9.6 | R134a C=14.4 | 二酸化炭素 C=1.8 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10 | 1.19 | 1.18 | 1.04 | 0.69 | 5.56 |
| 30 | 3.57 | 3.53 | 3.13 | 2.08 | 16.67 |
| 50 | 5.95 | 5.88 | 5.21 | 3.47 | 27.78 |
| 100 | 11.90 | 11.76 | 10.42 | 6.94 | 55.56 |
| 200 | 23.81 | 23.53 | 20.83 | 13.89 | 111.11 |
| 500 | 59.52 | 58.82 | 52.08 | 34.72 | 277.78 |
| 1,000 | 119.05 | 117.65 | 104.17 | 69.44 | 555.56 |
※ 単位はトン(1日の冷凍能力)。気筒1個の体積5,000cm³以下のCで計算し、小数2桁に四捨五入しています。四捨五入によって3・5・20・50・100・300トンの境目をまたぐセルはありません。
- 回転ピストン型の例(R22、D=0.10m、d=0.08m、t=0.04m、n=3,000、気筒1個の体積5,000cm³以下として) — V=60×0.785×0.04×3,000×(0.10²−0.08²)=20.3472m³/h、R=20.3472÷8.5≒2.39トン(3トン未満)
- 二段圧縮の例(アンモニア、VH=150m³/h、VL=400m³/h、最終段の気筒1個の体積5,000cm³以下) — V=150+0.08×400=182m³/h、R=182÷8.4≒21.67トン(アンモニアは5トン以上50トン未満なので届出)
※ 計算例の諸元は説明のための値で、特定の機種の値ではありません。
表7: 遠心式・吸収式の境目(定格出力・入熱量)
| 1日の冷凍能力 | 遠心式 原動機の定格出力 | 吸収式 発生器の入熱量 kJ/h | 吸収式 同 kW換算 |
|---|---|---|---|
| 3トン | 3.6kW | 83,400 | 23.2 |
| 5トン | 6kW | 139,000 | 38.6 |
| 20トン | 24kW | 556,000 | 154.4 |
| 50トン | 60kW | 1,390,000 | 386.1 |
| 100トン | 120kW | 2,780,000 | 772.2 |
| 300トン | 360kW | 8,340,000 | 2,316.7 |
※ 遠心式は定格出力1.2kW、吸収式は1時間の入熱量27,800kJをそれぞれ1トンとして計算しました(第5条第一号・第二号)。定格出力・入熱量がこの値以上なら、そのトン数以上です。kW換算は1kW=3,600kJ/hで割り、小数1桁に四捨五入した参考値です。
表8: 冷凍保安責任者の免状と経験 — 冷凍保安規則 第36条第1項
| 製造施設の1日の冷凍能力 | 製造保安責任者免状 | 高圧ガスの製造に関する経験 |
|---|---|---|
| 300トン以上 | 第一種冷凍機械責任者免状 | 1日の冷凍能力100トン以上の製造施設で1年以上 |
| 100トン以上300トン未満 | 第一種又は第二種冷凍機械責任者免状 | 1日の冷凍能力20トン以上の製造施設で1年以上 |
| 100トン未満 | 第一種・第二種・第三種冷凍機械責任者免状のいずれか | 1日の冷凍能力3トン以上の製造施設で1年以上 |
※ 冷凍保安責任者は、法第27条の4により、第一種製造者と第二種製造者が事業所ごとに選任します。ただし、第36条第2項の施設、すなわち第一号: 可燃性ガス・毒性ガス(アンモニアを除く)以外の冷媒ガスの製造施設で、同号イ〜チの要件(機器製造業者の事業所での冷媒設備と圧縮機用原動機の一体の組立て・気密試験・冷媒ガスの封入と試運転、所定の自動制御装置、アンモニアは1日の冷凍能力60トン未満 など)を満たすもの、第二号: フルオロカーボン114の製造施設、の第一種製造者は選任が不要です。また第36条第3項により、第一号: 1日の冷凍能力3トン以上(ヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドン・窒素・二酸化炭素・フルオロカーボン(可燃性ガスを除く)・空気は20トン以上、アンモニア・フルオロカーボン(可燃性ガスに限る)は5トン以上20トン未満)の設備を使う第二種製造者と、第二号: 第2項第一号の施設(アンモニアを冷媒ガスとするもの)で20トン以上50トン未満の設備を使う第二種製造者は、選任が不要とされています。認定指定設備がある場合は、その冷凍能力を除いて表を引きます。
使い方・選び方のポイント
- まず算定方法を決める — 遠心式・吸収式・自然環流式/自然循環式はそれぞれの決め方、それ以外の圧縮機はR=V/Cです(表2)。
- Cは気筒の大きさで列を選ぶ — 気筒1個の体積5,000cm³以下と超えるもので値が違います。多段・多元は最終段(最終元)の気筒と冷媒で引きます(表1)。
- 境目は表5・表7で引く — 押しのけ量・定格出力・入熱量がその値以上なら、そのトン数以上です。
- 区分は冷媒のガスの種類で変わる — 同じ20トンでも、第一種ガスとアンモニアは届出、プロパンなどのその他のガスは許可です(表4)。
「1日の冷凍能力」と冷凍トン(USRT)の違い
高圧ガス保安法の冷凍能力は「1日の冷凍能力」で、冷凍保安規則第5条は単位を「トン」としています。実際に測った冷却能力ではなく、圧縮機の押しのけ量・原動機の定格出力・入熱量などから同条の式で決まる、法令上の値です。
「その他のガス」のCの算式をR=V/Cに入れると、R=0.75×(V÷VA)×(hA−hB)÷13,900になります。V÷VAは押しのけたガスを−15℃の乾き飽和蒸気とみたときの質量(kg/h)、hA−hBは1kgあたりの冷凍効果(kJ/kg)にあたるので、式の形からは、押しのけたガスの0.75倍(気筒1個の体積5,000cm³超は0.80倍)が1時間に13,900kJ(13,900÷3,600≒3.86kW)の熱を奪う能力を1トンとして数えていると読めます。吸収式の27,800kJは13,900kJのちょうど2倍です。ただし、法令は1トンをkWで定義していません。
空調・冷凍機の能力表示で使われる冷凍トン(USRT)は1時間に12,000Btuの熱を除く能力で、1USRT=3.516853kWです(米国国立標準技術研究所 NIST SP 811 付録B.9)。法定の「1日の冷凍能力」のトンとは別の単位です。
間違えやすいポイント
- カタログの冷却能力(kW)やUSRTを換算して法定冷凍トンにする — 法定の冷凍能力は第5条の式(押しのけ量・定格出力・入熱量など)で算定します。
- R410AやR32のCを表1から探す — 表にないため「その他のガス」の算式で計算します。R410A・R32などのQ(自然循環式)は表3にあります。
- 第一種ガスも3トンから届出だと思う — 第一種ガスは20トン以上で届出、5トン未満は適用除外です(表4)。
- 適用除外と「許可・届出は不要」を同じだと思う — 第一種ガスの5トン以上20トン未満、アンモニア等の3トン以上5トン未満は、許可・届出は不要でも法の技術上の基準がかかります。
よくある質問
Q1. 法定冷凍トン(1日の冷凍能力)とは?
A. 高圧ガス保安法の「1日の冷凍能力」(単位トン)です。遠心式は定格出力1.2kWで1トン、吸収式は入熱量27,800kJ/hで1トン、それ以外の圧縮機はR=V/Cで算定します(冷凍保安規則第5条)。
Q2. R=V/CのCはいくつ?
A. 気筒1個の体積5,000cm³以下ならアンモニア8.4、R22 8.5、プロパン9.6、R134a 14.4、二酸化炭素1.8などです(5,000cm³超は少し小さい値)。
Q3. 何トンから届出・許可が必要?
A. 第一種ガスは20トン以上で届出・50トン以上で許可、アンモニア等は5トン以上で届出・50トン以上で許可、その他のガスは3トン以上で届出・20トン以上で許可です(表4)。
Q4. R410AやR32のC値は?
A. 表にないので「その他のガス」の算式で物性値から計算します。このページでは値を載せていません(所管の都道府県等に確認してください)。
Q5. アンモニアは押しのけ量何m³/hで50トン?
A. 気筒1個5,000cm³以下なら420m³/h以上で50トン以上です(5トンは42、20トンは168m³/h)。
Q6. 冷凍トン(USRT)と法定冷凍トンの違いは?
A. USRTは1USRT=3.516853kWの能力の単位、法定冷凍トンは第5条の式で算定する法令上の値で、別物です。
Q7. 冷凍保安責任者の免状は何トンで変わる?
A. 300トン以上は第一種、100トン以上300トン未満は第二種以上、100トン未満は第三種以上の冷凍機械責任者免状です(第36条第1項)。
関連する早見表
出典・参考
- 冷凍保安規則(昭和41年通商産業省令第51号) — 第2条第1項(用語の定義)、第4条(第二種製造者の届出)、第5条(冷凍能力の算定基準: 第一号〜第五号、Q・Cの表)、第15条(その他製造に係る技術上の基準)、第36条(冷凍保安責任者の選任等) — e-Gov法令検索の現行条文(令和8年経済産業省令第56号による改正、2026年6月12日施行)で確認
- 高圧ガス保安法(昭和26年法律第204号) — 第2条(高圧ガスの定義)、第3条第1項(適用除外)、第5条(製造の許可等)、第13条、第27条の4(冷凍保安責任者) — e-Gov法令検索の現行条文(令和7年法律第44号による改正、2025年10月1日施行)で確認。2026年12月21日施行予定の改正(令和4年法律第74号)でもこれらの条文は変わらないことを確認
- 高圧ガス保安法施行令(平成9年政令第20号) — 第2条第5項第三号・第四号(冷凍設備の適用除外、第一種ガス)、第4条(冷凍のための製造の許可・届出の値) — e-Gov法令検索の現行条文(令和5年政令第276号による改正、2023年12月21日施行)で確認
- 一般高圧ガス保安規則(昭和41年通商産業省令第53号) 第101条(燃焼性の基準) — e-Gov法令検索の現行条文(令和7年経済産業省令第65号による改正、2025年10月1日施行)で確認
- NIST Special Publication 811 (2008 Edition) Guide for the Use of the International System of Units (SI)(米国国立標準技術研究所) — Appendix B.9(ton of refrigeration (12 000 BtuIT/h) = 3.516 853×10³ W)。NIST 公式ページ(英語)
※ 本ページの数値は2026年10月時点で確認した出典(e-Gov法令検索の現行条文)にもとづきます。改正されることがあるため、最新の原典を確認してください。
※ 表1〜表3・表8は条文の値の転記、表4は法・施行令の値を当サイトが組み合わせて整理した区分、表5〜表7は条文の式から当サイトが計算した値です(丸めは各表の注記のとおり)。
※ 本ページは条文の数値を引くための早見表です。許可・届出の要否や冷凍能力の算定の判断は、原典を確認し、所管の都道府県(指定都市)の高圧ガス担当窓口や冷凍保安責任者などの有資格者の確認のうえで行ってください。
※ 本ページの表・数値は、上記の出典をもとに当サイトが計算・編集(加工)して作成したものです。出典元の機関・団体が作成したものではありません。
最終更新: 2026-10-14