スペック早見表

風速の単位換算 早見表(m/s・km/h・ノット・mph・風力階級)

1m/s = 3.6km/h = 約1.944ノット = 約2.237mph、1ノット = 1.852km/h(約0.5144m/s)。m/s・km/h・ノット・mphの換算係数と1〜60m/sの早見表、気象庁の風力階級(0〜12)と予報用語(やや強い風〜猛烈な風)の風速の範囲です。

🌬 風速の単位 判断即答ボックス

予報の「風速10m/s」は時速何km?36.0km/h約19.4ノット。10分間の平均風速で、瞬間風速はこれより大きいことが多い
ノット・mphをm/sにするには?ノット×0.5144、mph×0.4470420ノット≒10.3m/s、60mph≒26.8m/s
「強い風」「非常に強い風」は何m/s?15以上20未満/20以上30未満平均風速。やや強い風は10以上15未満、猛烈な風はおよそ30以上
風力5は何m/s?8.0以上10.8m/s未満17以上22ノット未満(気象庁風力階級表)
最大風速と最大瞬間風速は同じ?違う(10分間平均と3秒間平均)最大風速=10分間平均風速の最大値
ノットの風速を風力階級に当てるには?ノットの欄で引くm/sに換算してから引くと1階級ずれることがある(例: 16ノット)
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表1: 風速の単位の換算係数

元の単位m/skm/hノット
kt
mph
マイル毎時
1m/s13.61.943842.23694
1km/h0.27777810.5399570.621371
1ノット0.5144441.85211.15078
1mph0.447041.6093440.8689761

行の単位1つが、列の単位でいくつになるかを示します(例: 1m/s = 3.6km/h)。1km/h = 1,000m÷3,600秒、1ノット = 1時間に1,852m、1mph = 1時間に1マイル(1,609.344m)から計算しています。割り切れる値は正確な値、それ以外は有効数字6桁に四捨五入しています。

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表2: 風速(m/s)の換算と風力階級・予報用語

m/skm/hノットmph風力
階級
気象庁の
予報用語
13.61.92.21—
27.23.94.52—
310.85.86.72—
414.47.88.93—
518.09.711.23—
621.611.713.44—
725.213.615.74—
828.815.617.95—
932.417.520.15—
1036.019.422.45やや強い風
1139.621.424.66やや強い風
1243.223.326.86やや強い風
1346.825.329.16やや強い風
1450.427.231.37やや強い風
1554.029.233.67強い風
1657.631.135.87強い風
1761.233.038.07強い風
1864.835.040.38強い風
1968.436.942.58強い風
2072.038.944.78非常に強い風
2175.640.847.09非常に強い風
2279.242.849.29非常に強い風
2382.844.751.49非常に強い風
2486.446.753.79非常に強い風
2590.048.655.910非常に強い風
2693.650.558.210非常に強い風
2797.252.560.410非常に強い風
28100.854.462.610非常に強い風
29104.456.464.911非常に強い風
30108.058.367.111猛烈な風
31111.660.369.311猛烈な風
32115.262.271.611猛烈な風
33118.864.173.812猛烈な風
34122.466.176.112猛烈な風
35126.068.078.312猛烈な風
36129.670.080.512猛烈な風
37133.271.982.812猛烈な風
38136.873.985.012猛烈な風
39140.475.887.212猛烈な風
40144.077.889.512猛烈な風
45162.087.5100.712猛烈な風
50180.097.2111.812猛烈な風
55198.0106.9123.012猛烈な風
60216.0116.6134.212猛烈な風

1〜40m/sは1m/sごと、それ以上は5m/sごとです。km/hはm/s×3.6(割り切れる)、ノット・mphは小数第1位に四捨五入しています。風力階級は表3のm/sの欄に、予報用語は表4の区分(10分間の平均風速の区分)に当てはめたものです。予報用語の「—」は、表4の用語に当たらない風速(10m/s未満)です。

表3: 気象庁風力階級表(風力0〜12)の相当風速

風力相当風速
m/s
相当風速
ノット
km/h
m/sの範囲を換算
英語の名称海上警報との対応
予報用語の表の備考
00.3未満1未満1.08未満——
10.3以上1.6未満1以上4未満1.08以上5.76未満Light air—
21.6以上3.4未満4以上7未満5.76以上12.24未満Light breeze—
33.4以上5.5未満7以上11未満12.24以上19.8未満Gentle breeze—
45.5以上8.0未満11以上17未満19.8以上28.8未満Moderate breeze—
58.0以上10.8未満17以上22未満28.8以上38.88未満Fresh breeze—
610.8以上13.9未満22以上28未満38.88以上50.04未満Strong breeze—
713.9以上17.2未満28以上34未満50.04以上61.92未満Near gale海上風警報に相当
817.2以上20.8未満34以上41未満61.92以上74.88未満Gale海上強風警報に相当
920.8以上24.5未満41以上48未満74.88以上88.2未満Strong gale同上
1024.5以上28.5未満48以上56未満88.2以上102.6未満Storm海上暴風警報に相当
1128.5以上32.7未満56以上64未満102.6以上117.72未満Violent storm同上
1232.7以上64以上117.72以上Hurricane海上暴風警報または海上台風警報に相当

m/s・ノットの欄は気象庁の資料の値です(予報用語「風」の気象庁風力階級表。m/sは「気象観測の手引き」表4-1、m/s・ノットとも「船舶気象観測指針」第4.1表と同じ値)。2006年3月の「気象庁風力階級表」では同じ区分を0.1m/s・1ノット刻みで書いていて、例えば風力1は0.3〜1.5m/s・1〜3ノットです。km/hの欄はm/sの境目を×3.6で当サイトが換算した値(参考)です。相当風速は、開けた平らな地面(海上では海面)から10mの高さの風速です。風力は、木々の動きや海面の状態を見て風の強さを見積もるときなどに使います。英語の名称は2006年3月の表のもので、風力0は予報用語で「静穏」(風速0.3m/s未満)といいます。

m/sの境目とノットの境目は、単位換算でちょうど対応してはいません。ノットで得た風速はノットの欄、m/sで得た風速はm/sの欄で引いてください。換算してから別の欄で引くと、階級が1つずれることがあります(例: 16ノットはノットの欄で風力4、m/sに換算した8.2m/sはm/sの欄で風力5)。

表4: 気象庁の予報用語(風の強さ)と平均風速

予報用語平均風速
m/s
km/h
換算
ノット
換算
補足
やや強い風10以上15未満36以上54未満約19.4以上29.2未満—
強い風15以上20未満54以上72未満約29.2以上38.9未満—
非常に強い風20以上30未満72以上108未満約38.9以上58.3未満「風の強さと吹き方」では20以上25未満と25以上30未満に分けて、人や物への影響を示しています
猛烈な風およそ30以上108以上約58.3以上最大瞬間風速が50m/s以上(180km/h以上・約97.2ノット以上)の風にも使います(平均風速が30m/s以下でも、防災上の見地から使うことがあります)
暴風暴風警報の基準以上——警報・注意報の基準は地域によって違います。台風の暴風域は、風速25m/s以上の範囲です

m/sの欄は気象庁の天気予報等で用いる用語「風」の区分で、風速(10分間の平均風速)による区分です。km/hの欄は×3.6、ノットの欄は×3,600÷1,852で当サイトが換算しました(ノットは小数第1位に四捨五入)。「強風」は風の強い状態の総称で、決まった風速の区分ではありません。

表5: km/h・ノット・mphからm/sへの逆引き

元の値m/skm/hノットmph
km/hから換算
10 km/h2.8—5.46.2
20 km/h5.6—10.812.4
30 km/h8.3—16.218.6
40 km/h11.1—21.624.9
50 km/h13.9—27.031.1
60 km/h16.7—32.437.3
70 km/h19.4—37.843.5
80 km/h22.2—43.249.7
90 km/h25.0—48.655.9
100 km/h27.8—54.062.1
120 km/h33.3—64.874.6
150 km/h41.7—81.093.2
200 km/h55.6—108.0124.3
ノットから換算
5 ノット2.69.3—5.8
10 ノット5.118.5—11.5
15 ノット7.727.8—17.3
20 ノット10.337.0—23.0
25 ノット12.946.3—28.8
30 ノット15.455.6—34.5
35 ノット18.064.8—40.3
40 ノット20.674.1—46.0
50 ノット25.792.6—57.5
60 ノット30.9111.1—69.0
80 ノット41.2148.2—92.1
100 ノット51.4185.2—115.1
mphから換算
10 mph4.516.18.7—
20 mph8.932.217.4—
30 mph13.448.326.1—
40 mph17.964.434.8—
50 mph22.480.543.4—
60 mph26.896.652.1—
70 mph31.3112.760.8—
80 mph35.8128.769.5—
100 mph44.7160.986.9—
150 mph67.1241.4130.3—

いずれも小数第1位に四捨五入しています。

使い方

  • m/sを時速にする — m/s×3.6=km/h。天気予報の「風速10m/s」は36.0km/h、20m/sは72.0km/hです。km/hをm/sにするには÷3.6(×0.2778)です。
  • ノットをm/sにする — ノット×0.5144=m/s(およそ半分)。20ノットは約10.3m/sです。ノット×1.852=km/hです。船舶・航空の気象情報や海外の資料でよく使われます。
  • mphを読む — mph×0.44704=m/s、mph×1.609=km/h。60mphは約26.8m/sです。
  • 風力階級・予報用語から風速を知る — 表3(風力0〜12)、表4(やや強い風〜猛烈な風)。表4の予報用語は10分間の平均風速の区分です。

平均風速と瞬間風速

  • 風速・最大風速 — 気象庁が単に「風速」というときは、10分間の平均風速です。「最大風速」は、その10分間平均風速の最大値です。
  • 瞬間風速・最大瞬間風速 — 瞬間風速は、風速計で0.25秒ごとに測った値を3秒間(12個)平均した値で、その最大値が「最大瞬間風速」です(「瞬間最大風速」ではなく「最大瞬間風速」と呼びます)。
  • 平均と瞬間の差 — 気象庁の解説によれば、瞬間風速が平均風速の約1.5倍に達することはよくあり、大気が不安定なときなどは平均の3倍かそれ以上に達することもあります。
  • 高さと場所 — 風力階級表の相当風速は、開けた平らな地面(海上では海面)から10mの高さの風速です。風速は地形や周りの建物で変わり、その場所の風が近くの観測所の値と大きく違うこともあります。
  • 風の力 — 風を受ける力(風圧)は、風に垂直に向いた平板では風速の2乗に比例します。風速が2倍なら力は4倍です。建物の設計に使う風圧力は風圧力の早見表にあります。

間違えやすいポイント

  • 瞬間風速を予報用語に当てはめる — 表4の予報用語は10分間の平均風速による区分です。最大瞬間風速の値をそのまま当てはめると、強い側の区分に入れてしまいます(猛烈な風の、最大瞬間風速50m/s以上の使い方を除く)。
  • ノットをkm/hと同じくらいと思う — 1ノットは1.852km/h、約0.5144m/sです。ノットの数値はm/sの数値のおよそ2倍です。
  • 換算してから風力階級を引く — 表3のm/sとノットの境目はちょうど対応していません。元の単位の欄で引いてください。
  • マイルの違い — このページのmphは、1マイル=1,760ヤード=1,609.344mのマイルです(計量単位令 別表第七)。米国の測量用のフィートにもとづくマイル(約1,609.347m。NIST SP 811)とは7桁目で違うだけで、表2・表5の桁(小数第1位)では差は出ません。

※ 本ページは風速の単位換算と気象庁の区分を引くための早見表です。強風による作業の中止など安全の判断は、悪天候の作業中止の早見表の法令・通達と現場の観測・気象情報を確かめ、作業の責任者のもとで行ってください。

よくある質問

Q1. 風速1m/sは時速何km?

A. 3.6km/hです(1m/s×3,600秒÷1,000)。風速10m/sは36.0km/h、20m/sは72.0km/hです。km/hをm/sにするには3.6で割ります。

Q2. 1ノットは何m/s?

A. 約0.5144m/sです。1ノットは1時間に1,852m進む速さ(1.852km/h)で、計量単位令では航海・航空の速さの計量に使う単位として定められています。m/sをノットにするには×1.944です。

Q3. mphをm/s・km/hに換算するには?

A. 1mph=0.44704m/s=1.609344km/hです(1マイル=1,609.344m)。m/sをmphにするには×2.237です。

Q4. 「強い風」「非常に強い風」は風速何m/s?

A. 気象庁の予報用語では、平均風速が10以上15m/s未満がやや強い風、15以上20m/s未満が強い風、20以上30m/s未満が非常に強い風、およそ30m/s以上が猛烈な風です。猛烈な風は、最大瞬間風速が50m/s以上の風にも使われます。

Q5. 平均風速と瞬間風速の違いは?

A. 気象庁の「風速」は10分間の平均風速、「瞬間風速」は風速計の0.25秒ごとの測定値を3秒間平均した値です。気象庁の解説によれば、瞬間風速が平均風速の約1.5倍に達することはよくあり、大気が不安定なときなどは平均の3倍かそれ以上に達することもあります。

Q6. 風力6は何m/s?

A. 気象庁風力階級表で、風力6は10.8以上13.9m/s未満(22以上28ノット未満)です。風力階級は0〜12の13階級で、風力12は32.7m/s以上(64ノット以上)です(表3)。

Q7. 風速が2倍になると風の力は?

A. 風に垂直に向いた平板が受ける力(風圧)は風速の2乗に比例するので、4倍になります(気象庁の予報用語「風圧」の説明)。物の形によって力は大きく変わります。建物の風圧力の計算は風圧力の早見表を見てください。

関連する早見表

出典・参考

  • 計量単位令(平成4年政令第357号) — 別表第一 第三号(分・時)・第十四号(メートル毎秒・メートル毎時)、第四条・別表第四(接頭語 キロ)、第五条・別表第六 第一号(海里)・第九号(ノット: 一時間に千八百五十二メートルの速さ)、第八条・別表第七 第一号(ヤード・マイル) — e-Gov法令検索の現行版(令和5年政令第376号による改正、2023年12月28日施行)で確認(2026年11月1日取得)
  • NIST Special Publication 811, 2008 Edition "Guide for the Use of the International System of Units (SI)"(A. Thompson, B.N. Taylor) — Table 9(p.10: knot)、Appendix B.8(pp.51–52: kilometer per hour・knot・mile・mile per hour)、B.9 VELOCITY(p.67)の換算係数 — NIST 公開PDF
  • 気象庁 天気予報等で用いる用語「風」 — 風の強さに関する用語(風速・瞬間風速・気象庁風力階級表・静穏・やや強い風〜猛烈な風・暴風・強風など)、「風圧」 — www.jma.go.jp(2026年11月1日取得)
  • 気象庁「風の強さと吹き方」(平成29年9月一部改正。PDF) — 予報用語と平均風速の区分、注2(平均風速と瞬間風速)・注3 — www.jma.go.jp(2026年11月1日取得)
  • 気象庁「気象庁風力階級表 —海面状態から風力を知る手引—」(2006年3月。PDF) — 風力0〜12の相当風速(ノット・m/s)と英語の名称 — www.data.jma.go.jp(2026年11月1日取得)
  • 気象庁「気象観測の手引き」(平成10年9月制定、平成19年12月改訂。PDF) — 第4章 風 4.1(2)(3)(pp.16–17)、表4-1 気象庁風力階級表(p.21) — www.jma.go.jp、気象庁「船舶気象観測指針 改訂第8版」(2019年。PDF) — 4.1 定義・単位(p.25)、4.7.2 風力(p.29)、第4.1表(p.31) — www.data.jma.go.jp(いずれも2026年11月1日取得)

※ 換算係数は、上の定義(1km/h = 1,000m/3,600秒、1ノット = 1時間に1,852m、1マイル = 1,760ヤード = 1,609.344m、1時 = 3,600秒)から当サイトが計算しました。計算した値がNIST SP 811の換算係数(印刷された桁)と一致することを確認しています。

※ 丸め(四捨五入): 表1は割り切れる値をそのまま、それ以外は有効数字6桁です。表2・表5は小数第1位(m/sからkm/hへは×3.6で割り切れます)、表4のノットは小数第1位です。表3のkm/hはm/sの境目×3.6の正確な値です。

※ 表3・表4の区分(m/s・ノット)は気象庁の資料の数値を転記したもので、説明の文章は当サイトの要約です。

※ 本ページの数値は2026年11月時点で確認した出典にもとづきます。法令・気象庁の資料は改正・改定されることがあるため、最新の原典を確認してください。

※ 本ページの表・数値は、上記の出典をもとに当サイトが計算・編集(加工)して作成したものです。出典元の機関・団体が作成したものではありません。

最終更新: 2026-11-01

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