スペック早見表

印刷用紙 連量・厚み早見表・計算ツール

連量(kg)から坪量(g/㎡)・紙厚(μm)・用途を検索できます。

連量 → 坪量・1枚重量 計算

計算式・出典

坪量(g/m²) = 連量(kg) ÷ 原紙面積(m²)。1枚重量(g) = 坪量 × 仕上がり面積(m²)。紙厚は坪量からの内挿推計(参考値)。JIS P 0202準拠。

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この早見表について

印刷用紙の厚さは「連量(kg)」または「坪量(g/㎡)」で表記されます。連量は四六判原紙1000枚あたりの重量で、55kg(64g/㎡)が国内の一般的なコピー用紙相当、70kgはやや厚手の上質紙・チラシ、90kgで厚手チラシ、135kg〜220kgでパンフ表紙〜名刺となります。坪量はg/㎡表記で国際的にも通じる表現です。本表は両方を併記します。

一覧表(全9件)

連量
(kg)
坪量
(g/㎡)
紙厚
(μm)
用途
455270新聞・辞書・裏写り気にしない用途
556485文庫本・軽量
7081110コピー用紙・普通紙
90105135チラシ・フライヤー
110128160ポスター・ちょっと厚手
135157190ポスター・カタログ表紙
180209250パンフ表紙・ショップカード
220256300名刺・ポストカード
250291340厚手カード・プレミアム

紙の厚さの選び方

紙の厚さは連量や坪量で表され、用途に合った厚みを選ぶことが仕上がりを大きく左右します。薄い紙はコストを抑えられ大量印刷に向く一方、裏写りしやすく高級感に欠けます。厚い紙はしっかりとした質感で名刺やカード、表紙などに適していますが、折り加工がしにくくなります。一般的な文書やコピーには薄手から中厚口、チラシやパンフレットには中厚口、名刺や案内状には厚口が選ばれます。同じ厚さでも紙の種類によって硬さや風合いが異なるため、実際の用途を想定してサンプルで確認すると失敗が少なくなります。

家庭用のプリンターやコピー機には使用できる紙の厚さに上限があり、厚すぎる紙は紙詰まりの原因になります。厚紙に印刷したいときは、手差しトレイを使うか、機器が対応する紙の厚さをあらかじめ確認しておくと安心です。給紙の仕方によっても通せる厚みが変わる点にも気をつけましょう。

連量・坪量が紙の厚みを表す理由

紙の厚みは直接測りにくいため、面積あたりの重さ(坪量、g/m²)や、原紙1連(1000枚)の重さ(連量、kg)で間接的に表します。同じ紙質であれば、重いほど厚いという関係が成り立ちます。

連量は原紙のサイズに依存するため、サイズに依存しない坪量が国際的な指標として使われます。用途に応じて厚みを選びますが、薄い紙は裏写りしやすく、厚い紙は折り加工がしにくいというトレードオフがあります。

プリンタや印刷機には通せる紙厚の上限があるため、厚紙を使うときは機器の対応紙厚を確認する必要があります。名刺・カードは厚口、一般文書は薄〜中厚口、と用途で使い分けます。

使い方・選び方のポイント

使用場面

印刷物の用紙厚の選定、名刺・チラシ・冊子の質感決定、連量と坪量の換算に使います。

よくある間違い

連量(kg)と坪量(g/m²)の混同、原紙サイズで連量が変わる点の無視、薄すぎ/厚すぎの選定に注意します。

選び方のコツ

①坪量(g/m²)で比較すると原紙サイズに依存しない ②コピー用紙は64〜70g/m²、名刺は220kg前後 ③プリンタ・印刷機の対応紙厚を確認する。

よくある質問

Q. 名刺に最適な厚みは?

A. 220kg(約256g/㎡)前後が標準的で、高級感を出すなら250kg以上を選びます。

Q. コピー用紙より薄い紙はある?

A. 55kg(64g/㎡)以下で軽量・薄手紙となり、文庫本の本文紙として使われます。

Q. 連量(kg)とは?

A. 原紙1,000枚(1連)の重さ。数字が大きいほど厚い紙です。例えばコピー用紙は四六判55kg程度、名刺は180〜220kg程度が目安です。

Q. 坪量(g/m²)と連量の違いは?

A. 坪量は1m²あたりの重さ(g/m²)、連量は原紙1連の重さ(kg)。坪量は原紙サイズに依存しない国際的な指標です。

Q. コピー用紙の厚さの目安は?

A. 一般的なコピー用紙は坪量64〜70g/m²(四六判55〜60kg)。厚手は90g/m²以上で、プレゼン資料や表紙に使われます。

Q. 名刺に適した厚さは?

A. 坪量約209〜256g/m²(連量180〜220kg)程度。薄いと安っぽく、厚すぎると名刺入れに入りにくいため、220kg前後が標準です。

Q. 同じ「70kg」でも紙の厚みは同じですか?

A. いいえ、異なる場合があります。連量は原紙(四六判・菊判・A判など)を基準にした重さのため、基準となる原紙サイズが違うと同じ「70kg」表記でも坪量(実際の厚み)は変わります。原紙サイズが不明なときは、原紙サイズに依存しない坪量(g/㎡)で比較すると確実です。

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四六判・菊判・A判の連量対応の落とし穴

印刷用紙の連量(kg)は「原紙1,000枚の重さ」ですが、原紙は四六判・菊判・A判などサイズ(面積)が異なります。そのため同じ「70kg」という連量表記でも、基準となる原紙サイズが違えば実際の坪量(厚み)は別物になります。発注時に原紙の指定なしで「70kg」とだけ伝えると、想定より薄い(または厚い)紙が届くトラブルの原因になるため注意が必要です。

逆に言えば、実際の厚みが同じ紙でも、四六判基準・菊判基準・A判基準のどれで数えるかによって連量の数値そのものが変わります。下表はコート紙等の代表例で、同じ坪量(実際の厚み)を各原紙基準の連量に換算した対応表です。

四六判連量
(kg)
坪量
(g/㎡)
A判換算
(kg)
菊判換算
(kg)
5564.035.038.0
7081.444.548.5
90104.7
110127.9

※ A判・菊判の換算値はコート紙等における代表的な目安です。90kg・110kgのA判/菊判換算値は紙種・用途によりばらつきが大きいため本表では割愛しています。正確な換算が必要な場合は取引先の抄紙会社・印刷会社の換算表で確認してください。坪量の値は本ページ上部の一覧表(四六判基準の丸め値)と対応しています。

出典・参考

JIS P 0202, 日本印刷技術協会資料

最終更新: 2026-07-19