電動工具の軸規格早見表|SDSプラス・SDSマックス・六角軸6.35の見分け方
ビットが「入らない」「すぐ抜ける」の原因はほぼ軸(シャンク)規格の不一致です。インパクト=6.35mm六角軸、ハンマードリル=SDSプラス(軸径10mm)、大型はSDSマックス(軸径18mm)。手持ちの工具と刃の軸をこの表で照合してください。
🔧 軸規格 判断ボックス
このページについて
先端工具の軸は工具側の保持方式で決まっており、見た目が似ていても互換しません。本ページは「この工具にはどの軸か」「この刃はどの工具用か」を双方向で照合するための早見表です。変換アダプタは存在しますが、元の軸より大きな負荷がかかる作業では破損の危険があります。使用可否は工具・アダプタの取扱説明書に従ってください。
表1: 工具と軸規格の対応
| 工具 | 軸規格 | 特徴・見分け方 |
|---|---|---|
| インパクトドライバ | 6.35mm六角軸 | 軸の途中に凹み。ワンタッチ着脱 |
| ハンマードリル(一般) | SDSプラス | 軸径10mm。溝でスライド保持 |
| 大型ハンマードリル | SDSマックス | 軸径18mm。はつり・大径穴 |
| ドリルドライバ・電気ドリル | ドリルチャック(丸軸) | チャックで締める。六角軸も掴める |
| 振動ドリル | ドリルチャック(丸軸) | コンクリート用は軽作業まで |
| ボール盤 | ドリルチャック/テーパシャンク | 据置機は別体系 |
※ SDSはボッシュが開発した保持方式で、SDSプラス(10mm)とSDSマックス(18mm)は互換しません。
よくある質問
Q1. SDSプラスとSDSマックスは付け替えられる?
A. できません。SDSプラス=軸径10mm、SDSマックス=軸径18mmで別体系です。工具のクラスごとに分かれています。
Q2. インパクトドライバにドリル刃は付く?
A. 6.35mm六角軸のドリル刃なら可。丸軸は不可で、六角軸のチャックアダプタを使います。精密・大径はドリルドライバ向きです。
Q3. 六角軸をSDSに変換するアダプタは使える?
A. 軽作業限定。根元が6.35mmのため打撃・高トルクで破損のおそれがあり、コンクリート穿孔は専用機を使ってください。
Q4. ビットがすぐ抜けるのはなぜ?
A. 軸規格違いか保持部の摩耗・粉詰まりです。6.35六角は凹み付き、SDSは溝でロックする方式なので、清掃と摩耗確認を。
Q5. 丸軸のドリル刃はどの工具で使う?
A. ドリルチャックを持つ工具(ドリルドライバ・電気ドリル・ボール盤等)で使います。チャックなら六角軸も掴めます。
Q6. 軸の種類が分からないときの確認方法は?
A. 工具側は差込口の形(六角穴/スリーブ/爪)、ビット側は軸径の実測(10=SDSプラス・18=SDSマックス・対辺6.35=六角軸)で判別できます。
関連する早見表
出典・参考
- 電動工具・先端工具メーカーおよび工具専門店の軸規格解説 — 6.35mm六角軸(凹み付き)、SDSプラス(軸径10mm)、SDSマックス(軸径18mm)、ドリルチャックの区分と変換アダプタの注意
- 各工具の取扱説明書 — 適合する軸規格の指定
※ 本ページは軸規格の照合用です。変換アダプタの使用可否・適合する先端工具は、工具およびアダプタの取扱説明書の指定に従ってください。規格外の組み合わせは破損・飛散の原因になります。
最終更新: 2026-09-11