スペック早見表

鉄板(鋼板)の重さ・サイズ早見表|定尺1枚の重量と標準厚さ

鉄板1枚の重さは厚さ9mmの4×8(1219×2438)で約210kg、6mmで140kg、3.2mmの3×6で42.0kg。JIS G 3193の計算方法(7.85×厚さ×面積)どおりに、定尺4種の重さを並べました。

🧲 鉄板の重さ 判断即答ボックス

9mmの4×8約210kg1219×2438・計算値
6mmの4×8140kg5×10なら219kg
3.2mmの3×642.0kg4×8なら74.7kg
単位質量7.85×厚さ kg/m²9mmなら70.65
3mmの鉄板標準厚さにない2.8・(2.9)・3.2
4×8の寸法1219×2438mm面積2.972m²

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鋼板(鉄板)の標準厚さ・標準幅・標準長さと、重さの計算方法はJIS G 3193で決まっています。1枚の重さは「7.85×厚さ(mm)」で単位質量(kg/m²)を出し、面積(m²)を掛けるのが規格の計算方法です。現場で「3×6(サブロク)」「4×8(シハチ)」「5×10」と呼ぶ定尺の1枚あたりの重さを、この手順どおりに計算して並べました。

表1: 鋼板1枚の重さ(計算値)

よく使う:
厚さ
mm
単位質量
kg/m²
914×1829
3×6
1219×2438
4×8
1219×3048
4×10
1524×3048
5×10
1.29.42015.8283543.8
1.612.562137.346.758.3
2.015.7026.346.758.372.9
2.318.0630.253.767.183.9
3.225.124274.793.3117
4.535.3259.1105131164
6.047.1078.8140175219
9.070.65118210263328
12.094.20158280350438
16.0125.6210373467583
19.0149.2249443554693
22.0172.7289513642802
25.0196.2328583729911
28.0219.83686538171021
32.0251.24207479331167
36.0282.647384010501313
40.0314.052593311671459
50.0392.5656116714591823

単位はkg。計算値(規格に1枚あたりの質量の数表はありません)。JIS G 3193 表12の手順どおり、単位質量=7.85×厚さを有効数字4桁、面積を有効数字4桁(1.672/2.972/3.716/4.645m²)、1枚の質量を有効数字3桁(1,000kgを超えるものはkgの整数)に丸めています(丸め方はJIS Z 8401の規則A)。「3×6」「4×8」などの呼び名は業界の慣用で、規格にある呼称ではありません。

表2: 鋼板の標準厚さ — JIS G 3193 表1

1.21.41.61.82.02.32.5(2.6)2.8(2.9)3.2
3.64.04.55.05.66.06.37.08.09.010.0
11.012.012.713.014.015.016.0(17.0)18.019.020.0
22.025.025.428.0(30.0)32.036.038.040.045.050.0

単位はmm。括弧付きの厚さは、括弧以外の標準厚さの適用が望ましいとされています。鋼帯・鋼帯からの切板は厚さ12.7mm以下に適用。標準厚さに3.0mmはなく、2.8・(2.9)・3.2と並びます。

表3: 標準幅・標準長さと厚さの許容差

  • 標準幅(表2): 600〜3,048mmの37種。鋼板(鋼帯からの切板を除く)は914・1,219・1,400mm以上を適用。914・1,219・1,524mmは3・4・5フィート(1フィート=304.8mm)に相当する幅です。
  • 標準長さ(表3): 1,829・2,438・3,048・6,000・6,096・7,000・8,000・9,000・9,144・10,000・12,000・12,192mm。
厚さ幅1,600mm未満幅1,600以上2,000未満
1.60以上2.00未満±0.19±0.23
2.00以上2.50未満±0.20±0.25
2.50以上3.15未満±0.22±0.29
3.15以上4.00未満±0.24±0.34
4.00以上5.00未満±0.45±0.55
5.00以上6.30未満±0.50±0.60
6.30以上10.0未満±0.55±0.65
10.0以上16.0未満±0.55±0.65
16.0以上25.0未満±0.65±0.75
25.0以上40.0未満±0.70±0.80
40.0以上63.0未満±0.80±0.95

厚さの許容差の単位はmm。JIS G 3193 表4(厚さ4mm未満)・表5(4mm以上)から、幅2,000mm未満の列を抜粋。受渡当事者間の協定で、プラス側またはマイナス側を制限することもあります。

重さの出し方: 厚さ×7.85×面積

7.85は、規格が「厚さ1mm・面積1m²の質量」として定めた基本質量(kg)です。厚さ9mmのシハチなら、7.85×9.0=70.65kg/m²、面積2.972m²を掛けて209.97、有効数字3桁に丸めて210kg。表にない寸法も同じ手順で出せます。

丸めには注意点があります。規格の丸め方(JIS Z 8401の規則A)は、ちょうど中間の値を偶数側に丸めます。4.5mmの単位質量は7.85×4.5=35.325ですが、35.32になります(35.33ではない)。また、これは計算上の質量で、実際の板は厚さの許容差のぶん上下します。

間違えやすいポイント

  • 3.0mmの鉄板を探す — 標準厚さは2.8・(2.9)・3.2です。
  • シハチを1200×2400で計算する — 規格の寸法は1,219×2,438(面積2.972m²)。1.2×2.4=2.88m²で計算すると約3%軽く出ます。
  • 縞鋼板をこの表で見る — 縞板は縞の分だけ重く、JIS G 3193に縞鋼板の質量の規定はありません。メーカーの質量表で確認してください。
  • 計算質量を実測と同じだと思う — 厚さの許容差(9mmで±0.55mm)の分、実際の質量は変わります。

よくある質問

Q1. 鉄板の重さの計算式は?

A. 7.85×厚さ(mm)×面積(m²)です(JIS G 3193 表12)。単位質量と面積は有効数字4桁、1枚の質量は3桁に丸めます。

Q2. 厚さ9mmの4×8の鉄板は何kg?

A. 約210kgです(70.65kg/m²×2.972m²=209.97→210kg、計算値)。

Q3. 4×8(シハチ)の鉄板は何mm×何mm?

A. 1,219×2,438mm(2.972m²)です。3×6は914×1,829、5×10は1,524×3,048mm。呼び名は慣用です。

Q4. 鉄板の標準厚さに3mmはある?

A. ありません。2.8・(2.9)・3.2mmと並びます。

Q5. 鉄板の厚さの許容差は?

A. 幅1,600mm未満で3.2mmは±0.24、9.0mmは±0.55mm、25mmは±0.70mmです。

Q6. 縞鋼板の重さもこの表で出せる?

A. 出せません。JIS G 3193に縞鋼板の質量の規定はないので、メーカーの質量表で確認してください。

関連する早見表

出典・参考

  • JIS G 3193:2019「熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状、寸法、質量及びその許容差」 — 表1(標準厚さ)、表2(標準幅)、表3(鋼板の標準長さ)、表4・表5(厚さの許容差)、表12(質量の計算方法)
  • 日本鉄鋼連盟 JIS G 3193 改正原案(2024-12-20) — 2025年改正版の原案。表1〜表3・表12の数値が2019年版と同じことを確認(発行版の本文は未確認)

※ 1枚あたりの質量は規格の計算方法による計算値です。実際の重量・荷役の計画は、ミルシート・メーカーの資料で確認してください。

最終更新: 2026-09-24