スペック早見表

ステンレス鋼管(SUSパイプ)サイズ早見表|Sch管・Su管の外径・厚さ・重量

SUS304のSch10S 50Aは外径60.5mm・厚さ2.8mm・4.02kg/m、Sch40なら厚さ3.9mm・5.50kg/m。建築給水の20Suは外径22.22mm・厚さ1.0mmです。JIS G 3459(Sch管)とJIS G 3448(Su管)を並べました。

🔩 ステンレス鋼管 判断即答ボックス

Sch10S 50A60.5×2.8mm4.02kg/m(SUS304)
Sch40 100A114.3×6.0mm16.2kg/m。10Sなら3.0mm
Sch5S 15A〜50A厚さ1.65mm一定5S・10S・20Sは300Aまで
13Su・20Su15.88×0.8・22.22×1.00.301・0.529kg/m
30Suの外径34.0mmSch管の25Aと同じ
SUS316の重さ304より約0.6%重い基本質量7.98と7.93

このページについて

ステンレス鋼管には、プラント・設備配管で使う配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3459・Sch管)と、建築の給水・給湯で使う一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448・Su管)の2系統があります。どちらも外径は呼び径で決まり、厚さはSch番号(スケジュール)またはSuの呼びで決まります。SUS304の外径・厚さ・単位質量を、2つの規格を並べて引けるようにしました。

表1: 配管用ステンレス鋼鋼管(Sch管)の外径・厚さ・単位質量 — JIS G 3459

よく使う:
呼び径外径Sch5SSch10SSch20SSch40Sch80
15A
1/2B
21.71.65
0.824
2.1
1.03
2.5
1.20
2.8
1.32
3.7
1.66
20A
3/4B
27.21.65
1.05
2.1
1.31
2.5
1.54
2.9
1.76
3.9
2.26
25A
1B
34.01.65
1.33
2.8
2.18
3.0
2.32
3.4
2.59
4.5
3.31
32A
1 1/4B
42.71.65
1.69
2.8
2.78
3.0
2.97
3.6
3.51
4.9
4.61
40A
1 1/2B
48.61.65
1.93
2.8
3.19
3.0
3.41
3.7
4.14
5.1
5.53
50A
2B
60.51.65
2.42
2.8
4.02
3.5
4.97
3.9
5.50
5.5
7.54
65A
2 1/2B
76.32.1
3.88
3.0
5.48
3.5
6.35
5.2
9.21
7.0
12.1
80A
3B
89.12.1
4.55
3.0
6.43
4.0
8.48
5.5
11.5
7.6
15.4
90A
3 1/2B
101.62.1
5.20
3.0
7.37
4.0
9.72
5.7
13.6
8.1
18.9
100A
4B
114.32.1
5.87
3.0
8.32
4.0
11.0
6.0
16.2
8.6
22.6
125A
5B
139.82.8
9.56
3.4
11.6
5.0
16.8
6.6
21.9
9.5
30.8
150A
6B
165.22.8
11.3
3.4
13.7
5.0
20.0
7.1
28.0
11.0
42.3
200A
8B
216.32.8
14.9
4.0
21.2
6.5
34.0
8.2
42.5
12.7
64.4
250A
10B
267.43.4
22.4
4.0
26.2
6.5
42.2
9.3
59.8
15.1
94.9
300A
12B
318.54.0
31.3
4.5
35.2
6.5
50.5
10.3
79.1
17.4
131
350A
14B
355.6———11.1
95.3
19.0
159
400A
16B
406.4———12.7
125
21.4
205
450A
18B
457.2———14.3
158
23.8
257
500A
20B
508.0———15.1
185
26.2
314

上段=厚さ(mm)、下段=単位質量(kg/m、SUS304TP・304LTP・321TPなど基本質量7.93の区分)。JIS G 3459:2020 表7(寸法及び単位質量)から、6A〜10A、550A〜650A、Sch120・Sch160を省いて転記しました。Sch5S・10S・20Sは300Aまでの規定です。単位質量はすべて算出式 W=0.02491×t×(D−t) で再計算して一致を確認しています。

表2: 一般配管用ステンレス鋼鋼管(Su管)— JIS G 3448

呼び方外径厚さ単位質量
SUS304TPD kg/m
同じ外径のSch管
8Su9.520.70.154—
10Su12.700.80.237—
13Su15.880.80.301—
20Su22.221.00.529—
25Su28.581.00.687—
30Su34.01.20.98025A
40Su42.71.21.2432A
50Su48.61.21.4240A
60Su60.51.52.2050A
75Su76.31.52.7965A
80Su89.12.04.3480A
100Su114.32.05.59100A
125Su139.82.06.87125A
150Su165.23.012.1150A
200Su216.33.015.9200A
250Su267.43.019.8250A
300Su318.53.023.6300A

単位はmm。JIS G 3448:2020 表4。8Su〜25Suの外径はSch管のどの呼び径とも一致しません。右列は表1と外径が同じ呼び径です(当サイトでの対照)。SUS316TPDなどは単位質量がわずかに大きくなります(20Suで0.532kg/m)。

「S」付きのスケジュールとSu管の読み方

Sch5S・10S・20Sの「S」は、これらのスケジュール番号がステンレス鋼管用の米国規格(ASME/ANSI B36.19)から来ていることを示し、炭素鋼管の規格(B36.10)から来たSch40〜160と区別するための記号です(JIS G 3459の表の注記)。厚さはSch5S < 10S < 20S < 40の順で、50Aなら1.65・2.8・3.5・3.9mmです。

Su管の呼び方の数字は、Sch管の呼び径と一致しません。30Suの外径34.0mmはSch管の25Aと同じ、40Suは32A、50Suは40A、60Suは50A、75Suは65Aと同じ外径で、80Su以上で数字と外径が揃います。厚さはSu管のほうが薄く、外径60.5mmで比べると60Suが1.5mm、Sch5Sが1.65mm、Sch10Sが2.8mmです。

間違えやすいポイント

  • 30Suを30Aだと思う — 30Suの外径は34.0mmでSch管の25A相当。呼びの数字で継手を選ぶと合いません。
  • Sch10Sの厚さはどの呼び径でも同じだと思う — 15A・20Aは2.1mm、25A〜50Aは2.8mm、65A〜100Aは3.0mmと変わります。
  • 350A以上でSch10Sを探す — 5S・10S・20Sは300Aまでです。
  • SUS316の重さをSUS304の表で見る — 316は基本質量7.98で、304(7.93)より約0.6%重くなります(Sch10S 100Aで8.32→8.37kg/m)。
  • 炭素鋼管(SGP)と外径が同じだと思う — Sch管の外径は炭素鋼の配管用鋼管と共通ですが、SGPとは厚さの体系が違います。配管用鋼管で確認を。

よくある質問

Q1. SUS304 Sch10S 25Aの外径と厚さは?

A. 外径34.0mm・厚さ2.8mm・2.18kg/mです。Sch40なら厚さ3.4mm・2.59kg/mです。

Q2. Sch10SとSch40はどれくらい厚さが違う?

A. 50Aで2.8mmと3.9mm、100Aで3.0mmと6.0mmです。100AではSch40が2倍の厚さで、重さも8.32→16.2kg/mです。

Q3. Sch5S・10S・20Sの「S」とは?

A. ステンレス鋼管用の米国規格ASME/ANSI B36.19由来であることを示し、B36.10由来のSch40〜160と区別する記号です。

Q4. 建築の給水・給湯で使う13Su・20Suの寸法は?

A. 13Su=外径15.88・厚さ0.8mm、20Su=外径22.22・厚さ1.0mmです(JIS G 3448)。

Q5. 30Suと25Aは同じ外径?

A. 同じ34.0mmです。厚さは30Suが1.2mm、25A Sch10Sが2.8mmと違います。

Q6. 表にない厚さのステンレス鋼管の重さは?

A. W=0.02491×t×(D−t)(SUS304系、kg/m)で計算できます。SUS316系は係数0.02507です。

関連する早見表

出典・参考

  • JIS G 3459:2020「配管用ステンレス鋼鋼管」(2016年版+追補1・追補2) — 表7(寸法及び単位質量。追補1で置換え、追補2で表番号繰下げ)、表9(管の単位質量の算出式)、表の注記1(Sch5S・10S・20Sの「S」)
  • JIS G 3448:2020「一般配管用ステンレス鋼鋼管」(2016年版+追補1) — 表4(寸法・許容差・単位質量)、表5(単位質量の算出式)。適用範囲: 給水、給湯、排水、冷温水、消火用水などの配管

※ 本ページは規格の寸法を引くための早見表です。実際の配管設計・材料手配では、メーカーの製品仕様と設計図書を確認してください。

最終更新: 2026-09-24