スペック早見表

合板サイズ早見表|サブロク・シハチ・コンパネの寸法と厚さ(JAS)

合板の板サイズの呼称と実寸が呼称と実寸をその場で照合できます。サブロク=910×1820mm、シハチ=1220×2440mm、コンパネ=900×1800×12mm。構造用合板の厚さラインナップ、JASの種類・接着等級(特類/1類)・F☆☆☆☆まで。大工工事・DIY・建材発注の確認用に。

🪵 合板サイズ 即答ボックス

サブロク(3×6)910×1820mm最も標準
シハチ(4×8)1220×2440mm大判
コンパネ900×1800×12mm型枠用。910mmではない
構造用の主な厚さ9・12・15・24mm壁9/床12〜/厚物24
耐水最上位特類構造用は特類・1類
ホルムアルデヒドF☆☆☆☆内装の使用制限なし

このページについて

合板のサイズは尺貫法由来の呼称で流通しています。「サブロク」は3尺×6尺、「シハチ」は4尺×8尺の意味で、実寸はメートル法に丸めた910×1820mmなど。ややこしいのはコンパネ(型枠用)だけ900×1800mmと10mm小さいことで、これが現場の取り違えの定番です。本ページは寸法と区分の早見表です。耐力壁の仕様・釘打ちピッチ・スパンといった構造の判断は、設計図書と設計者・建築基準法令によってください。

表1: 板サイズの呼称と実寸

よく使う:
呼称由来実寸(幅×長さ)主な使いどころ
サブロク3尺×6尺910 × 1820mm最標準。壁・床・屋根下地、DIY全般
3×8(サンパチ)3尺×8尺910 × 2430mm長尺の下地・天井
3×9(サンキュー)3尺×9尺910 × 2730mm長尺の壁下地(胴差しまで一枚)
3×10(サントー)3尺×10尺910 × 3030mmさらに長尺の壁下地
シハチ4尺×8尺1220 × 2440mm大判。家具・大面積の面材
コンパネ(型枠用)900 × 1800mm(厚12mm代表)コンクリート型枠のせき板

※ メーカー・製品により1mm単位の差(910/915mm等)や特注寸法があります。発注時は現物の規格表示で確認してください。

表2: JASによる合板の種類

種類用途接着の程度
構造用合板建物の構造耐力上重要な部位(耐力壁・床・屋根下地)特類・1類
普通合板一般用途(内装下地・棚・箱物など)1類・2類
コンクリート型枠用合板コンクリート打込みのせき板(=コンパネ)1類
化粧ばり構造用合板構造用に化粧単板を貼ったもの特類・1類
接着の程度使える環境
特類屋外・常時湿潤となる場所(耐水性最上位)
1類断続的に湿潤となる場所
2類時々湿潤となる場所(主に屋内)

表3: 構造用合板の主な厚さと用途の目安

厚さ用途の目安
9.0mm壁・屋根の下地(主力)
12.0mm床・屋根の下地(主力)
15.0mm床下地
24.0mm厚物床(根太を省く工法)
28.0mm厚物床
30.0mm厚物床(より高剛性)

※ 用途はあくまで一般的な目安です。何mmをどの釘・どのピッチで張るかは設計図書・仕様書の指定が正で、耐力壁の壁倍率などの構造判断はこの表では行えません。

表4: ホルムアルデヒド放散量の区分

区分放散量(平均)放散量(最大)内装への使用
F☆☆☆☆0.3mg/L以下0.4mg/L以下制限なし
F☆☆☆0.5mg/L以下0.7mg/L以下使用面積の制限あり
F☆☆1.5mg/L以下2.1mg/L以下使用面積の制限あり(より厳しい)

※ 建築基準法のシックハウス対策による。住宅の内装ではF☆☆☆☆が事実上の標準です。

よくある間違い

  • コンパネを床・壁の下地に使う — コンパネは型枠用(900×1800)。構造下地には構造用合板(910×1820)を。JAS区分が別物です。
  • 910mmと900mmを混ぜて割付ける — 10mm差が1枚ごとに累積します。刻印で確認してから。
  • 屋外・水がかりに2類を使う — 接着が持ちません。屋外・湿潤環境は特類(最低でも1類)。
  • 「12mmならどれも同じ」 — 同じ厚さでも普通合板と構造用合板は別規格。耐力を期待する部位はJASの構造用を。
  • サブロクとシハチの面積差を見落とす — シハチはサブロクの約1.8倍の面積。搬入経路・車両(トラック荷台寸法)も要確認。

合板規格のしくみ

合板のサイズ体系は、日本の建築が尺モジュール(柱間隔910mm)で動いていることの写し絵です。サブロクの910×1820mmは柱2本分×4本分にぴったり収まり、3×9・3×10は「土台から桁まで継ぎ目なしで張る」ための長尺です。一方コンパネの900×1800mmは型枠の割付け(コンクリート寸法)に合わせた別系統で、だから10mmずれています——似て非なる2つの寸法体系が同じ売り場に並んでいる、というのが混同の根本原因です。

品質表示は3層構造です。種類(構造用か普通か)が使える部位を決め、接着の程度(特類/1類/2類)が使える環境を決め、F区分が室内空気への影響を決める。3つとも板面のJASマーク周りに刻印されています。下地材の仲間では石膏ボードLGS(軽量鉄骨下地)と、木材の寸法では木材規格寸法とセットで引けます。

よくある質問

Q1. サブロク板のサイズは?

A. 910×1820mm(3尺×6尺)。最も標準的な合板サイズです。ほかにシハチ(1220×2440)、3×9(910×2730)、3×10(910×3030)など。

Q2. コンパネと構造用合板は同じもの?

A. 別物です。コンパネ=型枠用(900×1800×12mm)で、耐力壁・床下地に使う構造用合板(910×1820)とはJAS区分も寸法も違います。

Q3. 構造用合板の厚さは何mmがある?

A. 9.0・12.0・15.0mmが主力、厚物床用に24.0・28.0・30.0mm。目安は壁9mm・床12〜15mm・根太レス床24mm〜。実際の指定は設計図書に従ってください。

Q4. 特類と1類の違いは?

A. 接着剤の耐水区分で、特類=屋外・常時湿潤OK(最上位)、1類=断続的湿潤、2類=時々湿潤。構造用合板は特類・1類に限られます。

Q5. F☆☆☆☆(エフフォースター)とは?

A. ホルムアルデヒド放散量の最上位区分(平均0.3mg/L以下)。内装仕上げへの使用面積制限を受けません。F☆☆☆以下は面積制限があります。

Q6. 910mmと900mmの合板が混ざるのはなぜ?

A. 構造用などは尺モジュールの910mm幅、コンパネは型枠割付けの900mm幅という別体系だからです。刻印(JASマーク)で確認してから使うのが確実です。

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出典・参考

  • 合板のJAS(日本農林規格) — 種類(普通・構造用・型枠用・化粧ばり)、接着の程度(特類・1類・2類)、ホルムアルデヒド放散量区分
  • 日本合板工業組合連合会・日本合板検査会の解説資料 — 規格区分と表示の解説
  • 木材・合板博物館等の流通資料 — 板サイズの呼称(サブロク等)と構造用合板の厚さラインナップ

※ 本ページは寸法・区分の早見表です。耐力壁の仕様(壁倍率・釘種・ピッチ)、床構面の設計といった構造の判断は、設計図書・建築基準法令・設計者の指示によってください。

最終更新: 2026-08-20